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犬にも肩こりってあるの? 獣医師に聞いてみた

人が肩こりをするように、犬も肩こりをすることはあるのでしょうか?

「犬の肩こり」について、いぬのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生が解説します。

犬にも「肩こり」はある

犬にも肩こりってあるの? 獣医師に聞いてみた いぬのきもち
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬にも肩こりはあります。ただし、犬と人では首や肩周りの構造が大きく異なるため、犬に起こる肩こりを人の肩こりと全く同じと捉えることはできませんが、犬の首から肩にかけて負担がかかることで、犬にも肩こりが起こると考えられます。

犬の肩こりが起こる原因

犬にも肩こりってあるの? 獣医師に聞いてみた いぬのきもち
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では、ここからは犬の肩こりがなぜ起こるのか、その原因についてみていきましょう。

①犬の首から肩周りに負担がかかり続けている

犬の首から肩にかけて負担がかかる場面では、たとえば、
  • 首輪にリードをつけた状態で強く引っ張ったとき

  • 飼い主さんを見上げようとして首を持ち上げたとき

  • 食事や水を飲むために首を下げたとき

などがあります。

犬が日常的にこれらの動作を繰り返すことで首から肩周りに負担がかかり続けてしまい、肩こりの一因になると考えられます。

②犬のストレスや緊張から筋肉に力が入っている

また、人と同じようにストレスや緊張などから常に肩周りの筋肉に力が入っていると、肩こりを起こす原因となる可能性があります。

犬の肩こりの症状

ボーダー・コリー
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬の首から肩周りに負担がかかって肩がこると、
  • 名前を呼んでも顔を上げない

  • あまり動きたがらない

  • 歩き方がおかしい

  • 下を向いていることが多い

  • 散歩を嫌がる

  • 触ろうとすると怒る

などの様子がみられることがあります。

犬の肩こりを軽減する方法

ゴールデン・レトリーバー
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬の肩こりを軽減させるためにできることとしては、犬の首から肩周りに負担がかかる動作を減らすようにサポートをしてあげることです。

たとえば、食事や水を飲ませるときは愛犬が自然な姿勢で食事や飲水ができるように食器台を使うなど食器を置く高さを調節してあげたり、毎日のお散歩で使用する首輪とリードは愛犬の体に合った太さや重さ、素材のものを選んであげるようにしましょう。ハーネスを活用するのもよいですね。

また、愛犬のストレスや緊張を取り除くために、いつでもリラックスできる環境を整えてあげることも必要です。

愛犬の肩こりを予防するためにも、首から肩周りに負担がかからないように気をつけてあげましょう。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・白山さとこ先生)
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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