1. トップ
  2. 犬と暮らす
  3. しぐさ・生態
  4. 性格
  5. 犬が感じる「好き」「嫌い」 人へのストレスを減らすにはどうすればいい?

犬と暮らす

UP DATE

犬が感じる「好き」「嫌い」 人へのストレスを減らすにはどうすればいい?

人と同様、犬にも好き嫌いがあり、人に対しても人懐こく接することができるコとできないコがいるものです。今回は、犬が「好き」「嫌い」と感じやすい人の傾向や、人に対するストレスを緩和させる方法を、獣医師の増田宏司先生に教えていただきました。

犬にも苦手な人っているの?

ふわふわが大好きなエルマちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬は、体が大きいものや低い声に対して本能的に警戒心を抱きやすいといわれており、成人男性を苦手とする犬もいるようです。黒い服を着た人や傘をさした人、荷物をもった人なども、犬が圧迫感や威圧感を抱きやすく、警戒されることがあるでしょう。
また、ガラガラ声の人は犬の唸り声を連想するためか、苦手意識をもつ犬もいるようです。
そのほか、予想外の動きをする小さい子どもも、犬が苦手に感じやすい傾向があります。

人懐こい犬になれる? 一緒にチャレンジしてみよう

ママのお膝の上が好きなモコちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
対策をとらないまま、愛犬を苦手な人とふれあわせ続けると、「嫌い」という気持ちが積み重なり、ストレスの原因に。上手に対処して、人への苦手意識を減らしてあげましょう。

愛犬に苦手意識をもたれている人も、愛犬に好かれている人の特徴や行動をお手本にして真似することで、距離を縮められるかもしれません。
また、散歩中に通行人を怖がる場合などは、家族や犬友達など複数人で出かけることで、「好きな人が複数寄り添ってくれる」という心強さから、「嫌い」の気持ちが薄まりやすいでしょう。苦手な人が近づいてきたときに、飼い主さんが盾になって愛犬から遠ざけるのも手です。

人嫌いにならないためにはどうする?

リラックスしているぽんずくん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
とある実験によると、犬は飼い主さんに非協力的な人を嫌う傾向にあるのだそう。愛犬が苦手に感じている人がいる場合は、その人と飼い主さんが愛犬の目の前で仲よく接して、あえて友好的な関係を見せることで功を奏するかもしれません。
愛犬の好き嫌いを把握して、上手に対処してあげましょう。
お話を伺った先生/増田宏司先生(獣医師 獣医学博士 東京農業大学農学部動物科学科(動物行動学研究室)教授)
参考/「いぬのきもち」2021年5月号『音・場所・時間……スキを増やして、キライを減らせば犬はストレスなく生きられる! スキキライがわかれば愛犬はストレスフリーになる!』
文/小泉美筆
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
CATEGORY   犬と暮らす

UP DATE

関連するキーワード一覧

人気テーマ

あわせて読みたい!
「犬と暮らす」の新着記事

新着記事をもっと見る