犬と暮らす
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まるで「ドアストッパー」に!? 飼い主が入っているトイレのドアの前で寝る犬の心理
少し前にトイレに入ったというご主人。何事かと思い飼い主さんがトイレのほうに向かうと、愛犬・アルくん(撮影時1才/アラスカン・マラミュート)がトイレのドアの前で寝っ転がっている光景を目にしたそうです。
なんとも可愛らしい光景を見た飼い主さんは、ご主人がなぜ自分のことを呼んだのか疑問に思ったそうですが、よ〜く見てみると理由が明らかに。
「ドアストッパー」と化していた
「ドアストッパー」と化していた、アルくん。飼い主さんは「ああ!」とすべての状況を理解して、つい笑ってしまったと振り返ります。
「以前にもアルがドアの前にいることがあったのですが、そのときは人が出入りすることはできていて。今回のように完全に閉じ込められたのは初めてのことでした。
アルはきっと、自分の入れない場所に入って行った夫が出てくるのを健気に待っていたんだと思いますが、結果的に自分がドアストッパーとなって塞いでしまったようですね(笑)」
「夫は少しずつドアでアルを押していき、出られる隙間を作ってなんとか脱出していました! アルが退くことはなく、アルは出てきた夫のことを『へへっ』と笑って見ていましたね(笑)」
【獣医師解説】飼い主さんが入っているトイレのドアの前で寝てしまう犬の心理
犬のこの行動からどのような心理が読み取れるのでしょうか。いぬのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生に聞きました。
「アルくんは、トイレに入ったご主人が出てくるのをドアの前で待っていたのですね。ドアの前で座って待つのではなく寝そべっている様子には、『自分は絶対にご主人が出てくるまでここで待つんだ』という気持ちが表れているように思います。
アルくんのように、ドアの前で寝るコがいるかと思いますが、犬がこのような行動をするのには…
・『入れて』とアピールしている
・中に入った飼い主さんが出てくるのを待っていたい
・空気の通り道でもあるのでそういう場所が好き、快適と感じている
・その場所を快適な温度と感じている
ドアストッパーvs夫#alaskanmalamute #アラスカンマラミュート pic.twitter.com/ywXcqV1ooz
— アラスカンマラミュートのアル🧸 (@ara_aru6) July 15, 2023
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・白山さとこ先生)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/雨宮カイ
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