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ドアに挟まりながらお昼寝するハスキー 寝姿からわかる心理、行動の理由は?|獣医師解説

犬が寝ていた場所にクスッ!
挟まった状態で眠るサファイアくん
挟まってる…!
@SAPPHIRE_HUSKY
紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー@SAPPHIRE_HUSKYさんが「なんでそんなとこで挟まって寝とん…?」と投稿していたこちらの写真。そこには、半開きのドアに挟まるかのようにして眠る愛犬・サファイアくん(撮影時3才/シベリアン・ハスキー)の姿がありました。

もっと広い場所があるだろうに、「なぜ」とツッコミたくなるような場所で気持ちよさそうに眠るサファイアくんの姿に、思わずクスッとしてしまいます。

当時の出来事を、飼い主さんに聞いた!

扇風機の前で眠るサファイアくん
「扇風機の前に色々移動させて『巣』を作ってるイッヌ」
@SAPPHIRE_HUSKY
飼い主さんに話を聞くと、撮影当時の状況をこう振り返っていました。
飼い主さん:
「昼寝中のことでした。涼しいところを探してあちこちで寝てますが、あの日はなぜか半開きのドアに挟まって寝ていましたね」
サファイアくんの行動について、飼い主さんも「なぜ」と思ってしまったようですが、涼しい場所を探し求めていたらあの場所にたどり着いたのかもしれませんね(笑)

【獣医師解説】ドアに挟まって眠る犬の心理

可愛らしい笑顔を見せるサファイアくん
扇風機の前を独占!
@SAPPHIRE_HUSKY
サファイアくんは、半開きのドアに挟まるかのようにして眠っていたようです。犬のこのような行動から、どのような心理が読み取れるのでしょうか。いぬのきもち獣医師相談室の山口みき先生に聞きました。
山口先生:
「犬はもともと穴を掘って寝床を作っていた習性があり、広い場所よりも狭い場所のほうを好んで寝る傾向があります。そのため、ドアに挟まりながら寝るというのは、安心感が得られるのかもしれませんね。

また、室内の構造によりますが、ドア付近は風通しがいい傾向に。サファイアくんはハスキー犬ですから、季節によっては暑さを感じやすく、涼を求めての行動なのかもしれません」

犬がドア付近で寝ている場合は、注意するように

山口先生:
「愛犬がドア付近を“お気に入りスポット”にしている場合は、注意が必要です。ドアが閉まった際にしっぽが巻き込まれて骨折してしまったり、身体が挟まると重傷を負うことがあります。特に小型犬は身体が小さいため衝撃に弱いですから、場合によっては命にかかわることもあります。

愛犬のお気に入りスポットを別の場所にしてもらう工夫のほか、難しい場合は扉が開閉できないよう固定してしまったほうが安全です」
写真提供・取材協力/@SAPPHIRE_HUSKYさん/X(旧Twitter)
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・山口みき先生)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/雨宮カイ
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