犬と暮らす
UP DATE
ドアに挟まりながらお昼寝するハスキー 寝姿からわかる心理、行動の理由は?|獣医師解説
もっと広い場所があるだろうに、「なぜ」とツッコミたくなるような場所で気持ちよさそうに眠るサファイアくんの姿に、思わずクスッとしてしまいます。
当時の出来事を、飼い主さんに聞いた!
「昼寝中のことでした。涼しいところを探してあちこちで寝てますが、あの日はなぜか半開きのドアに挟まって寝ていましたね」
【獣医師解説】ドアに挟まって眠る犬の心理
「犬はもともと穴を掘って寝床を作っていた習性があり、広い場所よりも狭い場所のほうを好んで寝る傾向があります。そのため、ドアに挟まりながら寝るというのは、安心感が得られるのかもしれませんね。
また、室内の構造によりますが、ドア付近は風通しがいい傾向に。サファイアくんはハスキー犬ですから、季節によっては暑さを感じやすく、涼を求めての行動なのかもしれません」
犬がドア付近で寝ている場合は、注意するように
「愛犬がドア付近を“お気に入りスポット”にしている場合は、注意が必要です。ドアが閉まった際にしっぽが巻き込まれて骨折してしまったり、身体が挟まると重傷を負うことがあります。特に小型犬は身体が小さいため衝撃に弱いですから、場合によっては命にかかわることもあります。
愛犬のお気に入りスポットを別の場所にしてもらう工夫のほか、難しい場合は扉が開閉できないよう固定してしまったほうが安全です」
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・山口みき先生)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/雨宮カイ
UP DATE