犬と暮らす
UP DATE
初対面の犬への接し方と注意点とは? 犬と仲良くなる接し方のコツ
「初対面の犬への接し方」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に話を聞きました。
初対面の犬に触れるときは飼い主に許可を得ること
初対面の犬に接する際の流れ
- 少し離れた距離からその犬の飼い主に触っても大丈夫なコかどうかを確認する
- 飼い主さんの許可が出たら、その場にしゃがんで犬と目の高さを合わせる
- 犬から近づいてくるのを待つ
- 犬が近づいてきたら軽く握った手を下から差し出してニオイを確認してもらう
このように犬から近くにきた場合に触れ合うようにしましょう。
初対面の犬に接する際の正しい触り方
反対に、犬が嫌がりやすい部位もあります。たとえば、犬の頭の上に手を伸ばしたり、鼻先、尻尾、お尻付近などは触らないようにしましょう。また、犬が「オテ」をして前足を差し出してくる場合は別ですが、足も触らないようにしてあげてください。
犬を怖がらせないために、
- 姿勢を低くする
- 犬と視線を合わせない
- 人から積極的に触らない
- 大きな声を出さない
- 急に動かない
これらのことを心がけるようにしましょう。
初対面の人に体を触られることが嫌な犬もいる
もし、飼い主さんに「触っても大丈夫ですよ」と許可を得られたとしても、その犬に
- 尻尾が股の間に入っている
- ガタガタ震えている
- 飼い主の後ろに隠れる
- 体が硬直する
- うなる
- 触ろうとしたときに後退りする
- 人の手のニオイを確認しようとしない
といった様子がみられる場合は「触らないで」「近くに来ないで」と犬が怖がったり嫌がっているサインだと考えられます。
この場合は、無理に触らずに、飼い主さんとその犬を嫌な気持ちにさせないように「怖いのかな、ありがとうね。」と優しく声をかけてその場から立ち去るように配慮をしましょう。
はじめましてのワンちゃんに接する際の参考にしてくださいね。
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
UP DATE