犬と暮らす
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右前足がない愛犬がシニアになっても走れるように……飼い主さんの想いを聞いた
今回ご紹介するのは、生まれつき右前足がなくても、元気いっぱいに走り回り、毎日を楽しく過ごすめろーくんのお話です。
両前足が使えなくなっためろーくんのストレスが爆発
「車椅子で暴走しようとするめろーを止めようとしたとき、私の手に噛みつこうとしたんです。そのときはショックで、迎えたことを後悔してしまったほど思い詰めてしまいました。それでかかりつけ医に相談したところ、『ストレスがそこまで大きくなるなら、足をつけて歩かせていいです!』と言われました。治るまでの期間はさらにかかりますが、これでめろーのストレスが減りました」
Iさんは、毎日テーピングを交換し、また、骨折した部位に負担をかけないよう、車で砂浜などに連れていって散歩させました。その結果、骨折は約5カ月かかりましたが無事に完治したそう。
ケガを克服し、散歩が楽しめるようになった
そして最後に、がんばってケガを克服しためろーくんについて、Iさんは「めろーとともに試練を乗り越えたことで、以前よりも絆が深まった気がします。これからもずっとめろーは私の大切な相棒です」と語ってくれました。
取材協力/クローバー動物病院
写真/犬丸美恵
写真提供/Iさん
取材・文/袴 もな
※掲載の情報は「いぬのきもち」2023年11月号発売時のものです。
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