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犬の肛門腺絞りは必要? 放置するとどうなる? 犬の肛門腺のお手入れについて獣医師に聞いた
「犬の肛門腺の異常に気がつくポイント」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に話を聞きました。
犬の肛門腺とは
犬の肛門腺から出る分泌物のニオイは1頭ずつ異なるため、犬同士の個体識別に重要な役割を果たします。
散歩などで犬同士が会ったとき、お互いにお尻のニオイをかぎあうのは、肛門腺のニオイで相手を確認して情報交換を行なっているともいわれています。
病気の場合も? 愛犬の肛門腺の異常に気がつくポイント
犬の肛門腺の分泌液には個体差があり、ドロッとした粘土状からサラサラした液状であったり、色もニオイも犬によって異なります。
愛犬の肛門腺を絞ったときに分泌物がいつもより明らかに臭い、ニオイが違う、量が多いなどの場合は病気の可能性があるので注意が必要です。
愛犬の肛門腺の異常に気がつくポイント①ニオイ
愛犬の肛門腺の異常に気がつくポイント②お尻を気にする
犬の肛門腺を絞らないと袋が破裂することがある
犬種や体の大きさなどでも異なりますが、肛門腺を自力で排出できない場合は分泌物が溜まりすぎて、肛門腺の袋が破裂してしまうことがあります。
このため、そのコがどれくらいのペースで肛門腺絞りをするとよいかについては、一度動物病院に尋ねられるとよいでしょう。
肛門腺絞りが難しいと感じたら動物病院の受診を
肛門腺が溜まりやすい犬は、肛門腺が硬かったり嫌がるケースもあります。なかには、排出が難しいコや肛門腺の病気を持つコもいるため、一度動物病院に相談するとよいでしょう。
愛犬の肛門腺絞りでお悩みの方は参考にしてくださいね。
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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