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犬がハチに刺されたらどうすればいい? 応急処置の方法を獣医師に聞いた
「犬がハチに刺されたときの応急処置の仕方」について、いぬのきもち獣医師相談室の山口みき先生に話を聞きました。
犬はどんなときにハチに刺されやすい?
好奇心旺盛な犬は草むらや藪などに顔を突っ込んだり、におい嗅ぎをしたり、飛んできたハチに顔を近づけたタイミングなどに刺されることが多いといえるでしょう。
犬がハチに刺されたときにみられる症状
犬がハチに刺されてアナフィラキシーショックを起こすと、刺されてから短時間で全身の脱力、呼吸が苦しいなどのほか、刺された部分が大きく腫れあがることがあるため注意が必要です。
たとえば、犬が顔をハチに刺された場合には、顔全体が腫れあがる症状がみられます。
犬がハチに刺されたときの応急処置の仕方
ここからは、犬がハチに刺されたときの基本的な応急処置の方法をみていきましょう。
①ミツバチの場合は針を抜く
アシナガバチやスズメバチに刺された場合は皮膚に針は残らないので、②~⑤の順に対応してください。
②患部を水で流す
③患部を冷やす
④アレルギー反応の確認
このとき、①~③の過程ですでに脱力や呼吸の乱れ、腫れなどのアレルギー反応が起こっている場合は、速やかに動物病院を受診してください。
⑤動物病院の受診を検討する
犬がハチに刺されたときの注意点
愛犬とできるだけ安全な場所に避難してから患部の確認などの応急処置を行いましょう。
お散歩中などに愛犬がハチに刺されないように注意してくださいね。
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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