犬と暮らす
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しつけのプロがズバリお答え!愛犬の散歩の困りごと
困りごと①吠えグセ
A. ほかの犬に吠えたときは、おやつなどで誘導し、相手の犬からすみやかに離れます。ふだんから、ほかの犬と対面しないように散歩の時間を変える、公園などの見通しのきく道をなるべく選んで散歩し、愛犬より先に飼い主さんがほかの犬の存在に気づいてコースを変更するなどの工夫を。まずは「ほかの犬に吠える」ということを愛犬に繰り返させないことが大切です。
Q. 2頭いっしょに散歩中、1頭が吠えるとつられてもう1頭も吠えることがあって困っています…。
A. まずは1頭ずつ散歩して、「ほかの犬に吠える」という行動を繰り返させないようにし、うまくできたら2頭一緒の散歩へ。ペースや散歩量は犬によってさまざまなので、遅いペースの犬に合わせる、散歩量が多い犬は単独で別途行く、などの工夫も必要です。
困りごと②引っ張りグセ
A. 犬がリードを引っ張ったらその場で止まります。次に、おやつを握った手で誘導し、数歩下がります。犬がおやつのニオイにつられて下がったら、手を肩のあたりへ持っていき、アイコンタクトを取りながら再び歩き出しましょう。飼い主さんを見ながら横について歩けたら、ご褒美におやつを与えます。この動作を繰り返すことで、愛犬は飼い主さんの行動を意識しながら横について歩くことを覚えます。
困りごと③拾い食い
A. リードを引っ張る犬の対処法と同様に、拾い食いしようとしたら、その場で止まってから下がりましょう。愛犬が拾い食いしそうなものが落ちていたら、リードをやや短めに持って回避するようにしましょう。
困りごと④ニオイかぎ
A. 犬にとって、ニオイかぎは散歩の楽しみのひとつではありますが、拾い食いのリスクもあるので一定の場所だけでさせましょう。ニオイかぎをさせたくない場所では、おやつなどで誘導し回避して。愛犬が、「飼い主さんを見ながら歩く方が楽しい」と思えればニオイかぎも減るでしょう。
文/Richa
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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