愛犬の「足拭き」「歯磨き」「爪切り」といったお手入れに苦戦している飼い主さんは少なくないはず。いつも嫌がられていては、お互いストレスが溜まってしまいますよね。今回は、愛犬のお手入れをスムーズに行う、とっておきの「裏技」をご紹介します!
犬の歯磨きはペーストのつけ方&見せ方がポイント!
犬の歯磨きは、濡らした歯ブラシに犬用の歯磨きペーストを塗って、歯の表面や歯と歯肉の間を磨くのが一般的な方法です。しかしこの方法では、愛犬が嫌がってできないという飼い主さんの声もよく耳にします。
試してほしい「裏技」はこちら!
犬用の歯磨きペーストを歯ブラシではなく、歯茎や頬の内側にたっぷりと塗ってから、なめている間に磨きましょう。犬が喜んでなめているすきに、歯ブラシを口に入れてササっと磨いてしまうのがポイントですよ!
また、ペーストを舐めたがってジタバタする犬もいます。そんな犬には、歯ブラシにつけたペーストを見せないようすると、スムーズになることも。
足拭きは「ゴローン」がポイント!
お散歩から帰ってくるたびに行う足拭き作業。普段は立たせたまま片足ずつ持って拭いているという飼い主さんも多いでしょう。しかしこの方法では、犬が動き回ったり嫌がったりしてしまうこともありますよね。
試してほしい「裏技」はこちら!
足拭きのときには、膝の上にゴローンとさせてから拭きましょう。飼い主さんの膝上に抱いて拭いた方が、犬も動き回らず、スムーズにできますよ。
爪切りは「電動やすり」を使ってみよう!
犬の爪の中心には血管が通っているので、深爪すると出血することがあます。そのため、ギロチンタイプの爪切りを使用して、少しづつ爪の先をスライスするように、爪の中心は避けながら先端だけを切るのが定番のやり方といえるでしょう。
しかし、この方法だと失敗してしまうという飼い主さんも少なくありません。また、一度失敗すると愛犬も嫌がるようになることも…。
試してほしい「裏技」はこちら!
爪切りに苦手意識を持つ飼い主さんや嫌がる犬におすすめなのが、この「電動やすり」で削る方法なんです。やすりに軽く爪を当てるだけであっという間に削れるので、愛犬が嫌がる間もなくお手入れが終わりますよ◎
愛犬が嫌がったり、いつもの方法ではうまくいかなかったりしたときなどは、アプローチを変えてみると意外とスムーズにいくこともあるようですね。いつもとはちょっと違うこの「裏技」、ぜひ一度試してみてくださいね!
参考/ 「いぬのきもち」17年1月号『しつけ、健康、お手入れ・・・知って得するテクニックを公開します!愛犬のお世話の裏ワザ大全』(一級建築士 トリミングサロンHONDEHOKトリマー 二村陽子先生)
文/ishikawa_A