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犬に与えてはいけない果物はこれ! 犬に果物を与える際の注意点も解説

秋冬になるとスーパーには美味しそうな果物が並びますよね。「旬の果物を愛犬にも食べさせてあげたい」と思う飼い主さんもいるでしょう。しかし、中には犬の体に悪影響を与えるため、絶対に食べさせてはいけないものも。今回は、犬に与えてはいけない果物をご紹介します。

与えてはいけない果物

ぶどうを持つ人と犬

ぶどう

腎不全や下痢などを引き起こしたという中毒報告が多数あります。干しぶどうでも同じような危険性があります。

プルーン

プルーンの葉・種・茎には毒性物質が含まれているため、食べると呼吸困難や、ショック症状を起こしたという報告があります。乾燥する過程で毒性は強まるので、ドライタイプのプルーンでもNG!

ドライフルーツ

砂糖漬けにして作られたドライフルーツは、糖分が高いうえに食物繊維も多いため、腸内細菌のバランスを崩してしまいます。それにより、軟便や下痢の原因となることがあります。

いちじく

皮や葉、果肉には「ソラレン」「フィシン」という中毒性のある成分が含まれています。そのため摂取すると、口内に炎症を起こしたり、嘔吐やよだれの症状を引き起こしたりすることも。

レモンやグレープフルーツなど、外皮をむかないで与える柑橘類

柑橘類の外皮の部分には中毒成分が含まれているため、摂取すると嘔吐や下痢の原因となります。

犬に果物を与えるときの注意点

りんごと子犬

与えてもよい果物は?

※犬の大きさにより、それぞれの果物に適切な量があります。いくらでも与えてよいということではありません。

いちご/りんご/バナナ/キウイ/パイナップル/メロン/みかん/オレンジ/スイカ/柿/梨/アセロラ/クランベリー/ブルーベリー/カシス/さくらんぼ/栗/桃/マンゴー/ライチカムカム/クコの実/ブラックベリー/アサイー

ただし、与えてOKの果物でも初めての時は注意深く

犬に与えてもよい果物でも、初めて食べさせるときは少量から与えましょう。また、皮や種、芯や茎など、中毒を起こす可能性のある部分は必ず取り除いてください。
人にアレルギーがあるように、犬が食べられる果物だとしても、アレルギーのある犬なら下痢や嘔吐・発疹を引き起こすこともあります。初めての食べ物を与えたあとは、犬の様子をよく観察し、いつもと違うようなら動物病院で受診してくださいね。

子犬や持病のある犬には食べさせない

白い紙の上にのる子犬
どうしても旬の果物を子犬に与えたいときは、そのままの状態ではなく、少しの量をすりおろしてあげた方が消化には良いでしょう。しかし、下痢やアレルギーなど体調が悪くなることを防ぐためにも、無理に果物を与えるのはやめましょう。
また、持病があり食事制限や投薬治療を行っている犬は、かかりつけの獣医師に、果物を与えて良いか確認しておくことをおすすめします。
愛犬がいつまでも健康でいられるように、NGな果物には十分注意し、絶対に与えないようしましょう。犬に与えても大丈夫な果物の場合でも、適切な量を守ってくださいね。

いぬのきもち WEB MAGAZINE「犬に与えていい果物・ダメな果物」

いぬのきもち WEB MAGAZINE「病気の危険も…犬に絶対に与えてはいけないNG果物5選」

参考/「いぬのきもち」WEB MAGAZINE『犬に与えていい果物・ダメな果物』(監修:いぬのきもち相談室獣医師)
   「いぬのきもち」WEB MAGAZINE『病気の危険も…犬に絶対に与えてはいけないNG果物5選』
文/ishikawa_A
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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