新しい年、愛犬もさっぱりさせてあげたいですね。とはいえ忙しくてなかなかサロンに行くことができない、という飼い主さん、「おうちトリミング」に挑戦してみてはいかがですか?
この記事ではおうちトリミングで使う道具やポイントをお伝えするので、ぜひ試してみてくださいね!
用意するもの
おうちトリミングで用意するものは、ハサミやバリカン、ブラシ、犬用シャンプー、犬用コンディショナー、タオル、ドライヤーです。
シャンプーは必ず犬用のものを使ってください。コンディショナーには中和剤の役目があるので、シャンプー後の犬の被毛を守るためにも使用しましょう。
トリミングの順序
最初は耳掃除から始めましょう。次はブラッシングして、絡まっている毛をほぐしていきます。毛に引っかかりがあると洗いにくいので、シャンプー前に行うのがベストです。
その後は肛門腺搾り、シャンプー、トリミング、ドライヤーと続きます。ハサミやバリカンを使う際は、犬を傷つけないよう気をつけてください。
爪切りは序盤に済ませてしまいがちですが、爪が少し柔らかくなった頃が理想的。入浴後に行うのがおすすめですよ!
ポイント① シャワーの温度・水圧
シャワーの温度はぬるめに調節してください。水圧もできるだけ低めにして、シャワーヘッドを体に近づけるようにして水をかけましょう。遠くからシャワーをかけると、水しぶきの勢いや音を怖がってしまう場合があります。
犬が顔に水がかかるのを嫌がる場合は、ぬるま湯を含ませたスポンジを使い、顔回りをやさしく洗ってあげるのも手です。
最後はシャンプーが残らないよう、よくすすいであげましょう。
ポイント② 乾かし方
シャワーが終わったら、まずはしっかりとタオルドライをします。その後はドライヤーで、全身をくまなく乾かしてください。濡れている部分が残ったままだと、毛玉ができたり、細菌が繁殖して皮膚病になったりする恐れがあります。自然乾燥は避けるようにしましょう。
難しそうに思えるおうちトリミングですが、身近な飼い主さんに洗ってもらうことで、愛犬もいつもよりリラックスできそうです。しかし、バリカンやハサミを使うのには注意が必要なので、無理は禁物ですよ!すべてを一気にやろうとせず、数回に分けて行うのもいいかもしれませんね。
ぜひみなさんも、おうちトリミングを実践してみてください!
参考/「いぬのきもち」WEB MAGAZINE『【専門家が解説】おしゃれだけじゃない?犬のトリミングの役割や方法、費用について』(監修:SJDドッグ グルーミングスクール代表・中央ケネル事業協同組合連合会会長 鈴木雅実先生)
文/松本マユ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。