犬と暮らす
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【獣医師監修】犬が震えるのはナゼ?その原因と対策を解説
みなさんは、愛犬が震える姿を見たことがありますか?獣医師の先生によると、犬が震える原因は寒さによるものだけでなく、病気が疑われるケースもあるのだとか!
石田 陽子 先生
石田ようこ犬と猫の歯科クリニック院長
麻布大学獣医学部獣医学科卒業
●経歴:ぬのかわ犬猫病院本院副院長/ぬのかわ犬猫病院中田分院院長 など
●資格:獣医師
●所属:日本小動物歯科研究会/比較歯科学研究会/日本獣医動物行動研究会
犬はどんなときに震えるの?原因は?
- 寒さによるもの
- 恐怖や警戒心を感じたとき
- 痛みを感じたとき
- ストレス
- 老齢によるもの
- 病気によるもの
【原因別】犬の震えの対策方法
寒さによる震え
対策方法として、まずは室温を上げるなどで暖かい環境を作ってあげましょう。さらに毛布などで体をくるんであげたり、お散歩のときはお腹を冷やさないような服を着せてあげるのも効果的です。
それでもなかなか震えが止まらない、体が冷え切っているといった様子がみられる場合は低体温症が疑われます。早めに動物病院を受診してください。
不安や緊張による震え
このような場合は、早急にその場から離れさせることが大切です。また、雷などの大きな音への恐怖には、なるべく音を遮断できる環境を作って飼い主さんが一緒に寄り添ってあげることで震えもおさまります。パニックになるようであれば、行動治療を行っている専門家への相談をしましょう。
老犬に見られる震えとは
筋肉貯金として、若いうちから運動で筋力を維持しておくことが一番の対策方法です。毎日の生活のなかで、運動不足にならないよう気をつけることが大切となります。
【病気が原因の震え】考えられる病気と対策方法
脳腫瘍
突発性頭部振戦
痛み
そのほかの病的なものとして、低血糖や低カルシウム血症、毒物の摂取などでも、震えが起こることがあります。
甲状腺機能の異常
震えるタイミングと時間、パーツを把握する
もし震えが心配なときは……
などをメモしておくとよいと思います。また、動画などをとっておくと動物病院で相談しやすいです。
ふだんと様子が違う場合は、動物病院で受診を
などといった、ふだんとは違う状況がある場合は、動物病院を受診しましょう。
震えを起こす中毒物質にも注意!
誤食や誤飲により、震えをともなう中毒症状を起こす危険もあるため、保管方法や取扱いには細心の注意が必要です。
愛犬の様子を日頃からよく観察しよう
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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