犬と暮らす
UP DATE
犬の寝床を快適な環境にする方法とは? 犬の睡眠環境を整えよう
犬がぐっすり寝られる寝床を作ってあげよう

犬はよく寝る動物なので「どこでも寝られる」と思う方も多いかもしれませんが、人間同様に睡眠環境を整えて、ぐっすり眠れる寝床を作ってあげることも大切です。今回は、室内で暮らす犬の寝床を快適な環境にする方法をご紹介します。
ではどんな場所が犬にとってベストな寝床なのかを考えてみましょう。
犬のためのスペースで家族の気配がある場所

犬に自分のスペースである寝床を与えてあげることは大切です。しかし、自分のスペースを与えるために、夜になると家族の気配が全くない場所に1頭だけのひとりぼっちで連れて行かれてしまったら、安心してぐっすり眠ることができないでしょう。
家族の気配を感じることができて、自由に寝床に出入りできる場所が、犬にとって快適な寝床となります。
ただし、愛犬がクレートを安心できる場所と思っている、もしくは、そう感じるようにしつけた場合は、他に寝床を作らずに、クレート内を快適に眠れるよう、温度調節してあげるとよいでしょう。
寝床の温度に気をつけること

犬の寝床の温度は、寒くても暑くても、犬が体調不良を起こす原因となります。
暑い時期は涼しく通気性のよいベッド、寒い時期は温かいベッドなど、季節によって犬の好みで調節してあげるとよいでしょう。
最近は犬用の敷物やマットも、夏はひんやり・サラサラした生地、冬はあったか素材やペット用ヒーターなどもたくさん販売されているので、犬用グッズをチェックしてみるのもおすすめです。
もし窓側に寝床を作る場合は、犬が温度や日光に合わせて暖かい場所と涼しい場所の室内を移動できるようにしてあげましょう。
できるだけ静かな環境を作ること

犬が自分の寝床で寝ている時間に、そのすぐそばで深夜まで電気やテレビが大音量でついていると、光や音の刺激から、犬は寝ているものの熟睡する時間が少なくなってしまいます。
その他にも、窓に面した場所を寝床にすると、温度の問題だけでなく、人通りや音に敏感になってぐっすり寝にくくなるので基本的にはあまりおすすめできません。
人間より聴覚が優れている犬にとって、テレビの音が近い寝床よりも、できれば静かな場所を寝床にしてあげましょう。
寝床とトイレが離れていること
犬には寝床から離れた場所でトイレをしたがる習性があり、寝床とトイレがあまりにも近い距離にあったり、トイレが汚れている状態だとトイレを失敗したり、落ち着かないというケースもあります。
できれば寝床とトイレは離して、ペットシーツはこまめに取り替えるなどトイレの環境を清潔にするようにしましょう。
いかがでしたか?
犬が安心してぐっすり寝られる寝床を作って、睡眠環境を整えてあげてくださいね
いぬのきもちWEB MAGAZINE|【獣医師が解説】室内犬の寝る場所はどこがいい?慣れさせるコツは?
いぬのきもちWEB MAGAZINE|愛犬が快適に過ごせるように。「サークル」周りの環境をチェック!
監修:いぬのきもち獣医師相談室
文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
UP DATE