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かかると完治が難しい犬の糖尿病、早期発見・予防につながることって?

現代人の七大生活習慣病でもある「糖尿病」は、犬もかかるおそれのある病気です。特に犬の糖尿病は完治が難しいといわれており、いかに早期発見できるかが大切なポイントとなってきます。早期発見と予防のためにしっておきたいことをご紹介します。

特に注意が必要な犬とは

友達と手をつなぐ柴犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

太ってしまっている犬

肥満になると、細胞に糖が取り込まれにくくなり、糖尿病の発症リスクを高めてしまいます。また、肥満の犬は生活習慣にも糖尿病の危険性が潜んでいることが多いため、注意が必要です。

持病がある犬

持病がある犬は免疫力が落ちやすく、別の病気にかかりやすい傾向があります。そのうえ、糖尿病は副腎皮質機能亢進症や膵炎など、ほかの病気の合併症として発症する傾向が。定期的に獣医師に診てもらい、持病の治療を含めた健康面のケアを行うことが大切です。

かかりやすい犬種も

どの犬種でも糖尿病になるおそれはありますが、ダックスフンドやミニチュア・シュナウザー、プードル、ゴールデン・レトリーバー、ラブラドール・レトリーバーなどは、特にかかりやすい傾向にあるといわれています。

糖尿病の初期症状について

不思議そうな表情のブランくん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
糖尿病は初期症状があらわれにくい病気といわれており、早期に発見するためには日頃から犬の様子や健康状態に気を配っている必要があります。

比較的気づきやすい初期症状としては、オシッコの量や回数の増加が挙げられます。それに伴って水の摂取量も増えますので、このような変化が見られたら注意が必要です。
また、よく食べているのに体重が増加しない場合も気をつけるようにしましょう。糖尿病は体内に糖が吸収されないので、空腹感を覚えやすい一方で体重が減少していく場合があります。

注意したい生活習慣とは

元気よく走るコニーくん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

大量の食事や高カロリーな食事

犬に合っていないフードや、過剰な量を与えていたら要注意! 高カロリーな食事を続けることは、糖尿病のリスクが高まる肥満につながります。また、大量に食事をとると糖の摂取量も過剰になりやすく、糖尿病の発生リスクを高めてしまうでしょう。

散歩や運動不足

散歩や運動量が少ない犬は、肥満になるリスクが高まるので注意しましょう。特に室内飼いの場合だと、運動不足になりがちです。個体差などもありますが、1日2回を目安に、大型犬は1回60分以上、小・中型犬なら1回30分の散歩をさせてあげてください。

ストレス

犬がストレスをためていたら注意が必要です。病気にならないために必要不可欠な免疫力は、ストレスを感じることで低下してしまいます。適度な運動やスキンシップで、愛犬のストレスケアをこまめに行うなど、ストレスをためない工夫をしてあげましょう。
糖尿病は、初期の段階で発見できればうまく付き合っていくことも可能な病気です。犬の様子に気を配り、定期的に動物病院で検診を受けるようにしましょう。

いぬのきもち WEB MAGAZINE|【獣医師監修】犬の糖尿病(原因、症状、治療法、予防のポイント)

参考/「いぬのきもち」WEB MAGAZINE『【獣医師監修】犬の糖尿病~原因、症状、治療法、予防のポイント~』(監修:いぬのきもち相談室獣医師)
文/kagio
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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