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愛犬のお尻のケアしてる? 「肛門腺」の基礎知識とお手入れ方法
犬の肛門腺って?
肛門腺から出るニオイの強い分泌物は、肛門嚢という小さな袋に溜まり、その袋に溜まった分泌物を外に出してあげるお手入れのことを「肛門腺絞り」といいます。
大型犬の場合は、排泄時に肛門嚢の分泌物がいっしょに出る場合がありますが、小型犬や中型犬は、定期的に肛門腺絞りを行う必要があります。
ケアしないとどうなる?
注意したい肛門の病気には、肛門嚢に細菌が感染して、肛門が炎症を起こして腫れる「肛門嚢炎」などがあります。これらの病気を防ぐためにも、定期的に肛門腺絞りを行い、肛門周りを清潔に保つよう注意することが大切です。
肛門腺の適切なお手入れ方法とは?
どれくらいの頻度で行うの?
ただし、犬がお尻を床に擦りつけるしぐさが見られた場合は、肛門腺に分泌液が溜まっている可能性があります。また、分泌物を溜めやすい犬もいますので、様子を見ながらケアしてあげるとよいですね。
肛門腺絞りの方法は?
- 片手でやさしくしっぽを持ち上げます。
- 肛門を時計に見立て、5時と7時の位置に親指と人差し指を置いてつまみ、前方に押し上げるように絞ります。
- 終わったら、シャワーでおしりをきれいに流すか、またはウェットティッシュなどで、おしりをきれいに拭き取って完了です。
注意点や上手に行うコツは?
お手入れのコツは、手早く作業をしてあげること。時間をかけすぎると愛犬が嫌がってしまいますので、短時間で行うよう心がけましょう。
「いぬのきもち」WEB MAGAZINE『犬がお尻を床にこすりつけるのはナゼ?肛門腺絞りの方法と肛門の病気について』
文/hattori
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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