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突然、愛犬の目から出血! 度重なる眼病を患ったミルヒーくんの闘病

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この特集では、難病や障がいをもった愛犬とその飼い主さんの、闘病や暮らしの様子をレポートします。
今回ご紹介するのは、5才の頃から度重なる眼病を発症したミルヒーくんとそのご家族のお話です。
ミルヒーくんの病気がわかったときに一家が選んだ治療法やその経緯をご紹介します。

ひとめぼれで尾山家に迎えられたミルヒーくん

尾山さん一家がミルヒーくんと出会ったのは、2008年冬のことでした。「いつかは犬を飼いたい」と決めていた一家は、ある日出会ったミルヒーくんにひとめぼれ。

「このコは股関節が弱いかもしれない。それでも引き取りますか?」と言われたものの、「このコ以外に考えられない」と迷わすに迎えることを決めました。夜鳴きもなく、教えなくてもトイレでオシッコができたというミルヒーくんは、新しい生活にもすぐに慣れ、すくすくと育っていきました。

※写真は尾山家にやってきたころのミルヒーくん。

左目に白内障を発症……生活にも変化が

しかし、そんなミルヒーくんが5才を迎えたころ、通っていたトリミングサロンで「白内障があるかも」と言われます。治療のために全国の病院を探したところ、今のかかりつけ医に出会いました。

そうして2014年、ミルヒーくんは左目の白内障の手術を受けて帰ってきましたが、病気が進行していたこともあり、目の焦点が合っていなかったといいます。

「トイレを失敗したことがなかったミルヒーが、おなかの毛が黄色に染まってしまうぐらい、オシッコを垂れ流すようになったんです」と須美江さん。

体をあちこちにぶつけるのでサークルも取り払い、目が見えづらくて不安がるミルヒーくんのために、夜もリビングでいっしょに眠ったそうです。

重なる眼病も、一家で手厚くケア

しかし同年の秋にはドライアイ、翌々年1月には強膜炎(白目の炎症)を発症。左右の目にさす目薬が別々のものに変わったため、須美江さんは一日中ひっきりなしに目薬をさし続けるなど、懸命にケアを行いました。そうして手術と一家のケアによって、左目の視力は維持できていました。
※写真は献身的にミルヒーくんのお世話をする須美江さん(写真左)母の美智代さん(写真右)。

突然右目から出血……デスメ膜瘤と診断された

しかし今度は右目に異変が起こってしまいます。

「忘れもしません。2016年の6月の夜、ミルヒーが、突然『ギャン!』と大きな悲鳴を上げたんです。駆けつけると、右目から出血していました」(須美江さん)

なんとミルヒーくんの右目はデスメ膜瘤を発症しており、角膜が破けて眼球が虚脱する寸前まで悪化していたのです。

「『トリミングサロンでシャンプーしたときに、液が目に入ったのかもしれない』と言われましたが、原因は今もわかっていません。左目がせっかく落ち着いたのに、今度は右目が……と絶望的な気持ちになりました」と須美江さん。

角膜を保護しつつ自己修復させるために、上下のまぶたを縫い合わせる手術が行われ、あとはミルヒーくんの回復力にかけることになりました。
※写真は上下のまぶたと、その内側にある膜を縫い合わせる手術後のミルヒーくん。


次回は術後、どのようなお世話でミルヒーくんを支えたのか、その工夫について、ご紹介します。

出典/「いぬのきもち」2019年5月号『困難と闘う!……その先のしあわせへ』
写真/尾﨑たまき

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