犬と暮らす
UP DATE
マヨネーズで命の危険に?! お留守番中に起こったまさかの事故トラブル
犬と暮らしていると、お留守番をさせる機会もあります。いつもはお利口にしていても、お留守番中にまさかの事態が起こる可能性があることを知っておきましょう。いぬのきもち相談室の獣医師やいぬのきもちユーザーのエピソードをご紹介します。
留守番中のいたずら

留守番中のいたずらによる誤飲や誤食はよくある例です。家に帰ってきて玄関を開けたら、ペットシーツやティッシュが部屋中にビリビリになって散らばっている、ドッグフードの袋を破って食べ漁った形跡があるなど、経験のある方は多いかもしれません。
留守番中は、ペットシーツ、家具、観葉植物などのいたずらに注意をしてください。不安があるのならサークルやケージを使うことをおすすめします。
①生ゴミを食べて来院

「お留守番中に台所にあった生ゴミを大量に食べてしまい、お腹がパンパンになった犬が来院しました。」(いぬのきもち相談室獣医師)
生ゴミの誤飲や誤食は、台所の水切りネットや消化できないものが含まれていることもあり、腸閉塞を起こすなど命に関わる問題です。
②おもちゃの誤飲で緊急手術

「お留守番中に小さなラテックスのおもちゃを食べていることに気がつかず、おそらくそのまま1〜2週間が経ち、突然ブヨブヨとびっくりするほど大きくなったおもちゃを吐き出したため、慌てて動物病院へ。他にもお腹の中に異物がある可能性が高く、緊急手術を行ったら、細かく噛みちぎったラテックスの破片などがたくさん見つかりました。」(Oさん)
異物を飲み込んでしまって、気がつかない場合は、犬が突然死を起こすなど命に関わります。
③大量のマヨネーズを食べて激しい嘔吐と下痢
「留守番中に棚に置いておいた未開封のマヨネーズの袋と容器をかじって盗み食いをしていて、夜になって激しい嘔吐と下痢を起こし、救急の動物病院へ、獣医さんからアレルギーを持っている場合や量によっては命を落とすところだったといわれました。」(Tさん)
犬は、マヨネーズが好きなことが多く、食べるときは夢中になっていますが、油が原料の高カロリー調味料なので、食べた量によっては嘔吐や下痢、アレルギーがある場合はショック症状を引き起こす可能性があります。
お留守番中には、まさかと思う出来事が起こることがあります。お留守時はケージやサークルを使用するか、ペットカメラを設置して愛犬の様子をチェックするのも事故の予防になります。犬の誤飲には気をつけましょう!
いぬのきもちWEB MAGAZINE|獣医師さんが証言! お留守番中に起こった愛犬の「思わぬ事故」が怖い…
監修:いぬのきもち獣医師相談室
文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿いただいたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
UP DATE