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シニア犬だけじゃない! 犬用カートのメリット 選び方もご紹介
みなさんは『犬用カート(ドッグカート)』をお持ちでしょうか? 犬用カートにはさまざまなメリットがあるので、子犬のころから慣れさせておくのがおすすめです。ここでは、犬用カートのメリットや選び方、慣れさせる方法などについてご紹介します!
子犬のころから犬用カートを使うメリットとは?

子犬のころから犬用カート(以下、カート)に慣れさせておくと、「カート」という自分の居場所が確保できるため、お出かけ先でも犬はストレスを感じにくくなり、リラックスして過ごせるようになる場合があります。
また、足腰が弱ってきたからなどと、シニア犬になってからカートを使い始めると、慣れない揺れや振動がストレスになることがあるので、子犬のころから継続して使うようにすると安心です。
犬用カートの主なメリット
- 初めてのお出かけ先でも、自分の居場所ができるため、犬が安心しやすくなる
- シニア犬になって足腰が弱ってしまったときに役立つ
- イベントや観光地で使えば、愛犬を踏まれる心配がない
- 散歩デビュー前に使えば、家族以外の人や犬、場所や音などに慣れ、ストレスを感じにくい犬になる など
犬用カートを選ぶポイントとは?

カートを購入する際は、愛犬が成犬になったときの体重に対応しているものを選ぶのがポイントです。ミックス犬の場合は、親犬の体重や現月齢での体重などを目安に予測するとよいでしょう。
そのほか、犬を落ち着かせるときなどに役立つため、屋根を閉められるタイプがおすすめ。また、自宅の収納スペースにあったサイズのものを選ぶことも大切です。
犬用カートを購入したら、慣れさせることから始めよう!

カートを購入したら、まずはカートに慣れさせましょう。
「カートに乗るとよいことがある」と思わせる
最初は室内で練習します。カートのそばでおやつをあげ、カートに対してよい印象を与えましょう。
次に、屋根を開けた状態で座席に乗せて、カートのストラップを首輪につけ、その状態でおやつをあげてみてください。
このようにしてカートに乗ることに慣れたら、おやつを使いながら少しずつ屋根を閉める練習をします。
屋外でカートに乗ることに慣れさせる
室内でカートに乗れるようになったら、今度は屋外での練習です。まずは、ストッパーをかけた状態でカートに乗せ、正面からおやつを与えてください。
次に、カートを押す後ろ側からおやつを与え、さらに「カート少し押す→止まる→おやつを与える」を繰り返します。これに慣れてきたら、おやつなしで動かしてみましょう。
※おやつの代わりに、ふだん食べているフードを使ってもOKです。なお、肥満防止のためにも、練習に使ったおやつやフード分のカロリーは、食事から減らしましょう。
犬用カートがあれば、お出かけがより快適になるかも♪

愛犬がカートに慣れたら、さっそくお出かけしてみましょう! たとえば、犬連れOKのお店でショッピングなんていかがでしょうか?
乗り慣れたカートで行けば、店内でもリラックスできるので、より快適にお買い物できるはずですよ。愛犬が落ち着かない様子なら、屋根を閉めて落ち着かせてあげましょう。
犬との暮らしをより快適にする『犬用カート』。気になる方はぜひ取り入れてみてくださいね。
いぬのきもち WEB MAGAZINE「犬用カートはメリットがいっぱい! 愛犬とのお出かけに活用しよう!」
参考/「いぬのきもち」2018年9月号『子犬に必要なしつけとお手入れを紹介!さいしょの一歩』(監修:しつけ教室「Can!Do!Pet Dog School」専任インストラクター 川原志津香先生)
「いぬのきもち」WEB MAGAZINE『犬用カートはメリットがいっぱい! 愛犬とのお出かけに活用しよう!』
文/ハセベサチコ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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