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愛犬はとても喜ぶけど…ドッグフード以外のものを犬に与えるときの注意
「犬にドッグフードしか与えてはいけない」こんな風に思っていた方も、犬が病気になったりシニア期を迎えたときに「与える食べ物で犬のテンションがこんなに変わるの?」という経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この記事では、ドッグフード以外で犬に与えてよいものと与え方の注意点をご紹介します。
ドッグフードは総合栄養食

総合栄養食と書かれているドッグフードは犬のライフステージに合わせた配合で作られているため、通常は犬にとって必要な栄養素が不足することはありません。
愛犬の健康上の理由や、体質、栄養不足、食いつき、成分への心配などから、ドッグフードに人の食材をトッピングをしたり、おやつにしたり、手作りごはんを作っている方もいらっしゃるようです。
ドッグフード以外のものを与えると味を覚えてドッグフードを食べなくなる、栄養バランスを崩すというケースもあるので「この食材、与えても平気?」という不安がある場合は、ドッグフードだけを与えていた方が安心です。
手作りごはんについては、正しい知識を持って取り組まないと、栄養バランスが崩れ、深刻な病気の原因になる可能性もあります。
ここでは、トッピングやおやつに与える食材について紹介します。
犬に与えてよいもの:野菜・果物

キャベツ、イモ類、にんじん、かぼちゃ、バナナ、いちご、りんごなど。消化の悪い種、茎、芯、皮に注意して、小さく切って火を通し少量を与えること。果物は糖分が多いので与えすぎないこと。
犬に与えてよいもの:肉類・魚類

牛肉、豚肉、鶏肉、白身魚、赤身魚、青魚など。肉を与える際は、赤身の部分を小さく切って、魚は骨を取り除いてよく加熱して与えること。イカやタコなどの甲殻類はNG。
犬に与えてよいもの:穀類
米、麺類など。穀物は火を通して与え、麺は無塩で茹でること。納豆も可。
アレルギー反応に注意
犬の体は人間より小さいので、人間の感覚で食べ物を犬に与えると体に悪影響を及ぼすことがあります。新しい食べ物を与えるときは、アレルギー反応に注意しましょう。また、投薬中、体力のない犬は体調を崩す恐れがあるので、必ず獣医師に相談しましょう。
犬にOK・NGの食材、与える際の注意点を知っていると、病気などで愛犬がどうしても食べないときに役立つのでチェックしてみてください。
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監修:いぬのきもち獣医師相談室
文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿いただいたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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