犬と暮らす
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もし迷子犬を見つけたら…正しい対処8つ
今回、迷子犬を見つけたときに実践したい対応について、いぬのきもち獣医師相談室の先生に聞いてみることに!
迷子犬を見つけたときに実践したい8つのこと
「もしも人を怖がらないコで捕まえることが可能でしたら、保護してもらえたらと思います。そして飼い主さんを探しましょう。以下のような手順で対応してみてください。
①迷子札があれば飼い主さんに連絡(直接ではなく、警察にお願いして連絡してもらうほうが、トラブル防止になると思います)
②動物愛護センターや保健所へ連絡 (飼い主さんからの連絡があるかもしれません)
③警察に連絡(飼い主さんがどこの警察署に届けを出しているかわからないので、複数の警察署に連絡するとよいとされています)
④保護した周囲で、ご近所の犬ではないか聞いてみる(これで飼い主さんが見つかったことがあります)
⑤保護した近くの動物病院や、ご自身のかかりつけの動物病院へ心当たりがないか聞いてみる(保護した近くの病院が偶然にも犬のかかりつけで、飼い主さんに連絡がついたことがあります)
⑥動物病院で読み取るリーダーがあればマイクロチップの有無を確認してもらう
⑦動物病院やご近所でポスターを貼らせてもらう
⑧ネットで迷子犬の情報を出ている場合もあるので探してみる、SNSで呼びかけてみる
以上のようなことを、ぜひ実践してみてください」
迷子犬を発見したときに気をつけたいこと
「経験としては、普通にしているコと興奮状態のコがいました。発見した方は、ご自身が捕まえられるようなおとなしいコであれば、保護してもらえると助かります。もし興奮状態で攻撃してきそうなコは、発見した方がケガすると危険なので、無理しないでください」
迷子犬に逃げられてしまった場合は…
「もし写真が撮れたら有力な情報になります。撮れなくても犬の特徴、発見した日、時間、場所をもとに、SNS等で迷子犬情報を探してみてもいいでしょう。
飼い主さんが『臆病なコなので無理に捕まえず、見つけた日時と場所だけでも教えてほしい』といった目撃情報だけでも探し求めている場合がありますので、ビラやポスター、SNSを気にかけてもらえるといいと思います。
犬を保護していない状態で愛護センターや保健所、警察などが動いてくれるかはわかりません。ご自身のできる範囲で協力できればいいと思います」
取材・文/sorami
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