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増える?ゆるくなる? 犬のオシッコ・ウンチ、年齢による変化は

愛犬の介護が必要になったとき「排泄のお世話」はどうすればいいの?いぬのきもち相談室の獣医師が、犬の排泄介護でありがちなお悩みについてお答えします。

シニア犬の排泄は老化とともに変化する

【犬の介護Q&A】シニア犬の排泄の変化と対処法
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
シニア犬は、老化とともにさまざまな体の変化がみられます。排泄の変化もその1つです。

例えば、胃腸機能が低下してくると、良い便からゆるめ/硬め/粘膜便/色が違うなどの異常や排泄の回数が変わる、トイレの失敗、便秘がちといった変化がみられます。

他にも、足腰が弱ることで排泄姿勢が保てずに、犬の体や室内が汚れることもあるので、お掃除も一苦労となります。もし、室内で排泄の失敗が増えたら、外でトイレを促すのもよいでしょう。

排泄のタイミングがわからない、外に行くのが困難、目を離す時間が多いといった場合は、オムツを使用すると便利です。

最近の犬用オムツは、蒸れ防止や防臭効果にも優れていますが、愛犬と一緒に過ごせる時間はオムツ外すなど、オムツかぶれに注意してください。

おしっこをしないときはどうすればいい?

【犬の介護Q&A】シニア犬の排泄の変化と対処法
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
シニア犬になるとおしっこのトラブルも増えてきます。 膀胱自体の機能低下や尿道周りの筋力の低下で排泄が上手にできないなど、いつも通りに出ないこともあるでしょう。

おしっこを溜めすぎて膀胱炎になったり、濃縮されたおしっこの中に結晶ができて、膀胱結石になることもあります。

おしっこは多くても少なくてもどちらも問題なので、おしっこの出た時間と量を記録しておくとよいです。病気の早期発見のためにも、おしっこがちゃんと出ているかを確認しましょう。

便秘がちなときはどうすればいい?

【犬の介護Q&A】シニア犬の排泄の変化と対処法
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シニア犬になると、体内の水分が不足して便秘がちになるので、水分を多くとるように心がけましょう。

普段ドライフードを与えている場合は、ドライフードにお湯をかけたり、缶詰を与えて食事から水分を摂取させるとよいです。便秘が続く場合は、獣医師に相談してください。

排泄時のふらつきはどうすればいい?

シニア犬は、排泄時にふらついたりバランスを崩して転倒するなど、体が汚れてしまうことがあるので、介護ハーネスを使って支えてあげるとよいでしょう。

犬の介護はそのコの状態によっても異なるので、ケアの仕方は1つではありません。参考にしてみてくださいね。
監修:いぬのきもち獣医師相談室
文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください

知っておきたい愛犬のおうち介護がぐっと楽になるコツ<排泄ケア>

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