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獣医師解説:老犬の排泄を介助する3つの方法
老化による犬の排泄の変化と介助のサイン
若くて健康な頃は「我慢する」「排泄する」という体のコントロールが自然にできますが、シニア犬は、我慢できずにそそうをしたり、排泄時に足腰が弱って踏ん張れないなど、排泄の変化が増えてきます。
また、膀胱の機能が衰えて頻尿になったり、排尿時に尿を出し切れずに尿漏れが起こることもあります。このような様子がみられたら排泄の介助をはじめましょう。
シニア犬の排泄介助の方法
①排泄時に支える
介護用ハーネスを使用したり、タオルやマフラーをお腹の下をくぐらせて、下半身を持ち上げて支えるのもよいでしょう。
②トイレの数、排泄させる回数を増やす
このような場合は、犬の行動範囲にトイレを数カ所用意すると、移動の負担を減らすことができるのでおすすめです。
また、外で排泄させる場合は、朝夕のお散歩でトイレを済ませて問題がなくても、できれば昼にも外に出るなど、排泄させる回数を増やしてあげましょう。
③オムツを使用する
ペット用のオムツやマナーバンドの他にも、ヒトの赤ちゃん用のオムツに尻尾の穴をあけて代用したり、尿取りパッドを重ねて使うと、オムツ代の節約になります。
介護を頑張りすぎないことも大切
そそうを失敗とせず、長生きした証としてお互いにハッピーになれるのであれば、介護を頑張りすぎずに、オムツを使うという選択肢も大切です。
文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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