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シニア犬・子犬・レトリーバー種がなりやすい!? 気を付けたい消化器のこわ~い病気

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愛犬が突然、下痢や嘔吐をする「急性胃腸炎」という病気を知っていますか? その原因はさまざまあり、場合によっては症状が重くなり、入院治療が必要になるケースもあります。今回は、そんな急性胃腸炎について、原因や予防法についてご紹介します。

どうして「急性胃腸炎」になるの?

猟師が撃ち落とした獲物をくわえて運ぶのが仕事だったレトリーバー種は、物をくわえるのが大好きな性格から、誤飲による急性胃腸炎に注意が必要な犬種です

急性胃腸炎の原因には、「不適切な食べ物」「中毒」「誤飲」「ストレス」「感染症」「冷え」など、さまさまなものが挙げられます。不適切な食べ物には、唐揚げやとんカツといった脂肪分が多い食べ物のほか、傷んだドッグフードや水、キッチンの生ゴミなどがあります。犬が食べると中毒症状を引き起こす玉ねぎやねぎ、チョコレートなどの食べ物にも要注意。誤飲する異物には、人の薬、靴下、ボタン、ポリ袋などあらゆるものがあります。若い犬では、犬回虫やパルボウイルスなどの感染症が原因になることも。また、好奇心旺盛でなんでも口にしてしまう子犬や、体が冷えやすくなるシニア犬も「急性胃腸炎」に注意が必要です。

季節のイベント時は要注意⁉

夏休みに親戚が来てにぎやかになった、飼い主さんの旅行中にペットホテルに預けられたなど、環境が急に変わったストレスで急性胃腸炎を起こすケースが多いそう。また、クリスマスに人用のチキンを食べた、バレンタインデーのチョコレートを誤食したなど、季節のイベント後にも急性胃腸炎は起こりがちです。

どうやって治療するの?

軽症の急性胃腸炎は、数日で自然に治るケースがほとんどです。しかし、嘔吐や下痢が数回続いていたり、水も飲めずに脱水症状が出ていたりする場合は治療が必要です。嘔吐を止める薬や胃液の分泌を抑える薬、下痢には整腸剤などを飲ませます。脱水症状の犬には、点滴で水分を補給したりもします。また、吐き気が強く薬を飲めない犬は、入院治療が必要になることもあります。

予防するにはどうすればいい?

キッチンは人の食べ物があったり、ゴミ箱が置いてあったりと愛犬が誤食しやすい環境。愛犬が入れないように柵をつけるなどしておくと安心です(イラスト/フジマツミキ)
キッチンは人の食べ物があったり、ゴミ箱が置いてあったりと愛犬が誤食しやすい環境。愛犬が入れないように柵をつけるなどしておくと安心です(イラスト/フジマツミキ)

「愛犬に人の食べ物を与えない」、「愛犬の届くところに物を置かない」、「生ゴミを食べないようにキッチンの入り口に柵をつける」、「イタズラ防止にフタつきのゴミ箱にする」など誤食できない環境を整えましょう。また、来客やペットホテルでの宿泊などでのストレスが急性胃腸炎の原因にもなるため、来客に慣れるトレーニングや、ペットホテル利用前に数時間だけ預けるなど慣らす工夫をするとよいでしょう。

とくに、シニア犬や若い犬・子犬、レトリーバー種を飼っている飼い主さんは、愛犬の健康を守るため、事前に対策しておくことをオススメします!


参考/いぬのきもち20年6月号 「現代病ファイル Vol.13 急性胃腸炎」(監修:ぬのかわ犬猫病院獣医師 平野翔子先生)
イラスト/フジマツミキ
文/melanie

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