暑い季節は人も犬も夏バテ気味になったり、食欲が落ちてきたと感じることはないでしょうか。
そんなとき、疲労回復に効果があるといわれている「かぼちゃ」をごはんのトッピングとして、少量与えてみても。
かぼちゃを犬に与える際の注意点をご紹介します。
かぼちゃには豊富な栄養素が含まれている
かぼちゃは、茹でると水分も一緒に摂取できるため水分補給にも効果的な食材です。
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
かぼちゃには、ビタミンB1、ビタミンC、ビタミンE、βカロテン、鉄分などの栄養素や豊富な食物繊維が含まれていて、疲労回復や免疫力アップ、皮膚の健康維持、貧血予防にも役立つ食材です。
βカロテンは体内でビタミンAに変換されて、粘膜の抵抗力を高めたり、皮膚や被毛の健康維持、老化の予防に役立つなどさまざまな健康に対する効果が期待される栄養素です。
ただし、ビタミンAは過剰に摂取することで、肝臓や腎臓の機能低下、関節異常、繁殖能力の低下を引き起こす可能性があるので、与え過ぎに注意してください。
与える量に気を付ける
かぼちゃは、食物繊維が豊富でお通じをよくする効果がありますが、与え過ぎは下痢を引き起こすことがあるため、与える量に気をつけてください。また、糖質も比較的多く、カロリーも高いので肥満に注意しましょう。
1日に与える量は、加熱したかぼちゃ10g程度が目安となります。
種や皮を取り除き、加熱して与える
かぼちゃの皮には栄養が豊富に含まれているので、与えたい場合は、細かく刻むかミキサーにかけてペースト状にするとよいです。
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かぼちゃの種と皮の部分は消化しにくく、口の中や消化管を傷つけたり詰まらせてしまう可能性があります。犬に与える際は種と皮を取り除いて、必ず加熱して与えましょう。
人間用に味付けしたかぼちゃは与えない
犬にかぼちゃを与える際は、味付けをする必要はありません。
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かぼちゃは煮物やサラダ、天ぷらなどで食卓に並ぶことが多いかと思います。人間用に作られた食べ物は塩分や糖分、脂肪分が高くなりがちなので、これらの食べ物を犬に与えるのは控えましょう。
初めての食べ物は少量ずつ与える
どの食べ物でも、初めて与える際は必ず少量から与えて、食べた後に体に変化がないか、アレルギー反応がないかをチェックしましょう。
栄養がたくさん含まれているかぼちゃの与え方、参考にしてみてくださいね♪
参照:いぬのきもちWEB MAGAZINE「獣医師監修|犬にかぼちゃはOK!種や皮は?プロ直伝のおやつレシピも」
文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください