犬と暮らす
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犬の旅立ちが近いとき、残された時間の過ごし方
獣医師が判断する犬が旅立つ前の予兆
獣医師)呼吸が弱い、瞬きが遅い、水を飲み込まない、横たわって動かない、心拍・呼吸が遅い、体温が低い、病気によっては、呼吸が荒い、痙攣を起こすなど、状態の変化で判断しています。
病気の場合などかかりつけの先生に注意することを聞いておきましょう。状況によって対処方法が変わってきます。
愛犬とのお別れ
獣医師)死をネガティブに感じる方は多いようですが、生き物が死ぬことや生涯を終えることは自然なことです。
死を受け入れることで、お互いの人生を尊重し、共に過ごした時間に感謝し、愛した時間を温かく感じることができるので、お互いに穏やかな時間を過ごせると思います。
犬を安心させてあげることが大事

獣医師)できるだけ静かに休ませて、ときどき優しくなでてあげると安心するでしょう。
犬は飼い主が来るのを待って旅立つことが多い

獣医師)飼い主さんが来るのを待っていることが多いです。大切な人と最後に寄り添っていたいのかもしれません。
ーー愛犬の死を受け入れた飼い主さんにとって一番大切なことを挙げるとしたら何かありますか?
獣医師)最期の時間は、飼い主さんの顔を見て安心した顔になると思いますので、優しくお別れの言葉をかけてあげてくほしいと思います。
死を受け入れられないときは無理をしないこと
獣医師)亡くなる際には、できるなら近くにいてあげましょう。心の準備をするといっても実際にはそう簡単にはいきません。受け入れられないこともあると思います。心の整理ができたら、お別れをしましょう。
愛犬とのお別れは、とても辛く悲しいことです。
旅立ちが近い犬と、残された時間を少しでも穏やかに過ごすことの大切さを教えてもらいました。ありがとうございました。
文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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