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犬の「あま噛み」には2種類あった!タイプ別でわかる”あま噛み対処法”

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犬のあま噛みは「本能」!どうコントロールする?

「愛犬が手にじゃれついてきて、ついカプカプとあま噛み。かわいいけど、ちょっと痛い……。ガマンして放置していたら、どんどん強い噛みになってきた!」「いくら止めても、イスの脚をガジガジする」というような、あま噛みのお悩みはありませんか?

犬のあま噛みは、たとえるなら赤ちゃんが泣くことと同じように本能によるものなので、無理にやめさせることはできません。ただし、本能だからといって、なんでも噛ませるままにしておくわけにはいきません。
犬の本能を満たしながらも、噛んでいいものといけないものをコントロールする必要があるのです。

なぜあま噛みするの?

犬は、歯が抜けて生え替わるまでの3週齢ごろから6~8カ月齢ごろまでは、さまざまなものに噛みつきたいという本能(噛みつき欲求)がとくに強まります。
このころに何かを噛むと、噛む習慣がつき、そのあとも同じものを噛み続けようとします。反対に、この時期に噛んだことがないものに関しては、噛みつき欲求も徐々に弱まっていくため、噛もうとしなくなります。

つまり、あま噛みをさせないためには、将来噛む習慣が残ってもいいものを積極的に噛ませ、そうでないものは噛ませないようにして、飼い主さんが与えたものだけを噛むようにさせることが大切なのです。

また、犬の本能による噛みにはカジカジ噛み興奮噛みの2種類があります。あま噛み直しのためには、このどちらの欲求も満たしてあげることが欠かせません。

カジカジ噛み

カジカジできるおもちゃを与えましょう
カジカジできるおもちゃを与えましょう

何かに噛みつき、かじり倒したいという本能による噛みのこと。あごの筋肉を鍛えたり、脳に刺激を与えて成長させる効果があります。

興奮噛み

引っ張りっこ遊びがおすすめ
引っ張りっこ遊びがおすすめ

動くものを追いかけて噛みつきたいという本能による噛みです。
引っ張りっこ遊びを行うと、おもにこの欲求を満たすことができます。

「カジカジ噛み」を直すには?

噛めない環境づくりが大切
噛めない環境づくりが大切

「何かに噛みつきたい」という噛みつき欲求が盛んな時期の犬に、物を噛ませてしまうと噛む習慣がついてしまいます。
この習慣をつけないためには、以下の3つの対策が重要です。

1.体験させない
愛犬に噛まれて困るようなものは、噛む習慣を残さないよう、まずはいっさい噛ませないようにしましょう。
例えばついつい出しっぱなしにしやすいスリッパは、脱ぎ散らかしたままにせず、扉つきの棚などにしまいましょう。噛まれそうな物が多い場所には、ゲートや柵を設置して愛犬を立ち入れないようにするのもよいでしょう。

2.つまらなくする
犬が家具などをあま噛みするのは、カジカジ噛めて楽しいからです。家具の脚などをアルミホイルやアクリル板、保護シートなどで被うと、カジカジできなくなるので、犬はつまらなくなって次第に噛まなくなります。
※アルミホイルをかじって食べてしまう犬には行わないでください。

3.嫌な味にする
何かを噛んだときに嫌なことが起きると、犬は「これを噛んだら嫌なことが起きた」と覚え、噛まなくなっていきます。噛んでほしくないものには、苦みスプレーなど、犬が嫌な味をつけるとよいでしょう。

「興奮噛み」を直すには?

ロープおもちゃの例
ロープおもちゃの例

あま噛み予防には、噛んでほしくないものを噛めない環境づくりを行うと同時に、愛犬の噛みつき欲求を満たしてあげることが重要です。
このうち、興奮噛みの欲求を満たすには、ぬいぐるみやロープトイなど、追いかけて噛みついたりできるような、下記のおもちゃを与えるとよいでしょう。

ボア製のおもちゃ・ぬいぐるみ
噛んで振り回したり、引っ張りっこ遊びにも使えるおもちゃです。好みがあるので、何種類か用意していると安心です。

ロープトイ
ロープの素材でできたおもちゃです。引っ張りっこ遊びで手を噛まれないよう、ある程度長さがあるものを用意しましょう。

犬の本能とうまく付き合って、困りごとを解決しよう!

本能をコントロールして、うまく欲求を満たしましょう
本能をコントロールして、うまく欲求を満たしましょう

いかがでしたか?なぜ犬が噛んでしまうのか、その理由が本能だとわかれば、本能をうまくコントロールする方法もわかってきます。ご紹介した方法を参考に、今日からぜひ取り入れてみてくださいね。


参考/初めて飼い主さんの『いぬのきもち』2020年5月号「はじめてしつけコンプリートドリル」(監修:「Can!Do!Pet Dog School」代表 西川文二先生)
撮影/佐藤正之
文/影山エマ

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