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これってホクロ?犬にもできるの?病気との見分け方を獣医師が解説

愛犬の体にみつけたホクロを見つけたことはありませんか?
そもそも犬のホクロってどういうものなの?皮膚の病気との見分け方をいぬのきもち獣医師相談室の先生が解説します。

犬にもホクロはできる

これってホクロ?犬にもできるの?病気との見分け方を獣医師が解説 いぬのきもち
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犬にもホクロはできますが、ホクロはシミでも腫瘍でもありません。
ホクロは「皮膚に先天的にある黒いもので、メラノサイトが増殖した結果できたもの」になります。

「皮膚にある黒いもの」を表現するときに使われる言葉

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補足として、最初にできる発疹を原発疹、原発疹のあとにできる発疹を続発疹といいます。
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「皮膚にある黒いもの」を表現するときに使われる言葉は以下のものがあります。

色素斑

例えば老人性色素斑、いわゆる「シミ」や「ホクロ」など。最初にできる発疹(原発疹)です。

色素沈着

例えば皮膚病の後に皮膚が黒くなったもの。原発疹のあとにできる発疹、続発疹です。

メラノサイト

色素をつくる細胞です。これが増殖したものは先天性であればホクロ(黒子)、腫瘍であればメラノーマです。

メラニン色素

メラノサイトがつくる色素です。これが増加したものには、以下の3つの原因があります。

【反応性】肘の黒ずみ、皮膚病後など表皮に負担がかかった際に色素が増えた状態

【内分泌の関連】内分泌の病気との関連によってメラノサイトが活性化して色素が増えたもの

【感染】感染によって、例えば乳頭種ウイルスで表皮に黒いイボができたり、ニキビダニによって毛包が黒くなったもの

犬の体のシミやホクロはそのままでいいの?

獣医師)老犬の体に黒っぽい斑点がでてくることが多いと思います。これは、皮膚のターンオーバーが遅くなることや、紫外線による慢性的な刺激によってできる老人性色素斑(シミ)であることが多く、積極的な治療の必要はありません。

もとからあるものはホクロで、これも治療は必要ありません。

治療が必要なものはどう見分けるの?

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獣医師)皮膚に黒い膨らみができている場合、腫瘍かそうでないかによって重症度は異なります。例えば、メラノーマ(悪性黒色腫)は悪性の腫瘍でどんどん大きくなるため放置ができない状態です。

他にも、乳頭種ウイルスの黒いイボは複数できることがあり、免疫やストレスによって消失出現を繰り返すこともあります。この場合は、再発防止のためにストレスの緩和が必要になることもあるでしょう。

悪性かそうでないかを飼い主さんが見分けることは難しいので自己判断をしないことが大切です。大きくなるなど、犬の体に気になる黒いものをみつけたら動物病院を受診するようにしましょう。
監修:いぬのきもち獣医師相談室
文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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