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犬の防寒対策のやりすぎに要注意! 冬に起こるまさかの犬の病気・ケガ

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毎日厳しい寒さが続くこの季節。愛犬に快適に過ごしてもらおうと、飼い主さんの中には犬のための防寒対策を行っている人も多いでしょう。

しかし、その気遣いが原因で病気やケガを引き起こすこともあります! 愛犬と楽しく冬を過ごすために注意すべきポイントを紹介します。

意外と簡単になってしまう「低温やけど」

イラスト/大塚砂織

低温やけどとは、比較的温度の低い暖房器具に長時間皮膚がさらされることで起こるやけどのことです。犬の場合、ホットカーペットなどの上で長時間寝そべっていることで起きることがあります。

特に飼い主さんが外出していて、愛犬が留守番をしているときは要注意。気づかないうちに重症化するリスクも。

シニア犬や子犬は、長時間寝ていることも多いので、ホットカーペットを使うなら細心の注意を払いましょう。

寒冷地でなければ、上記のイラストのように、犬が自分で自由に出たり入ったりできる毛布やドーム型のハウスなどを与えたほうが安心です。

こんな症状に気をつけて

■皮膚の一部が赤くただれる
■皮膚の一部に水ぶくれができている

このような症状が見られた場合は、動物病院ですぐに診てもらいましょう。

じつは冬に起こることもある「外耳炎」

症例写真提供/フジタ動物病院

外耳炎というと夏のイメージがあるかと思いますが、防寒対策として耳を覆い続けて、耳の内部の湿度が上がって外耳炎を起こすということも意外とあります。

とくに垂れ耳の犬はなりやすいので、過度な防寒は控え、まめに耳の中を確認しましょう。こたつの中に潜ったり、ヒーターの前に長時間いるなどの行動も、病気を招く一因になることがあるので要注意。

こんな症状に気をつけて

■耳アカが増える
■耳からニオイがする
■耳の穴付近が赤くただれる

上記のような様子が見られた場合、外耳炎を疑った方がいいでしょう。

その他、耳をよくかいていたり、首を振ったり、頭を地面に擦りつけるような行動が見られたら、注意が必要です。悪化すると、鼓膜の内側まで影響を及ぼす怖い病気なので、予防をするとともに、早期発見を心がけましょう。

服の着せっぱなしによる「皮膚トラブル」

寒さ対策として服を着せることは効果的ですが、長時間服を着せたままにすると、皮膚が蒸れたり、長毛犬種だと毛玉の原因に。服は外出時など必要なときだけ着せ、脱がせたらブラッシングをして皮膚への通気性を高めることも大切です。

こんな症状に気をつけて

■わきや股付近が赤くただれる
■わきなどに、毛のかたまりがある

上記のような症状が見られる場合は、受診すると同時にかかりつけ医に「防寒対策をどうするか」相談するといいかもしれませんね。

暖房器具のコードからの感電にも、ご注意を!

イラスト/大塚砂織

冬場はコタツやヒーターなどコンセントにコードをつないで使用する電化製品が多いです。子犬はコードを噛んで遊ぶことがあり、最悪の場合、感電するおそれも。犬から目を離す際はコードをコンセントから抜く、もしくは自由に部屋の中を行動できないようにハウスに入れるなどの対策を。

過度な温めは避けて、適切な防寒対策を

愛犬を厳しい寒さから守りつつ、上記で紹介したような病気・ケガに注意して、この冬を楽しく乗り越えましょう。

参考/いぬのきもち2019年12月号「冬はこんな病気・ケガに気をつけて」(監修:フジタ動物病院 藤田桂一先生、酒巻江里先生)
イラスト/大塚砂織
文/ichi

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