犬と暮らす
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最初が肝心!「 愛犬にトイレを覚えさせるしつけ法」NG例も
なぜ最初が大切なの?
排泄するタイミングを知って、トイレに連れて行こう
まずは、トイレを準備して、排泄のタイミングを待ち、トイレに連れて行くことからはじめましょう。成功したら、大げさなくらいわかりやすく褒めてあげることがポイントです。
(合図の声をかけてもOK)
排泄のタイミング
・ご飯や水を飲んだ後
・運動した後
・起きた後
また上記以外でも、 地面のニオイを頻繁に嗅いだり、グルグルと回転したり、ソワソワと落ち着きがなくなるというしぐさがみられたら、トイレに連れて行ってあげましょう。
(おやつなどごほうびをあげてもOK)
もしトイレでの排泄に失敗しても…こんなことはNGです!
犬は叱られることで、排泄をしたことを怒られていると感じ、隠れて排泄をしたり、別の場所で排泄をしたりするようになってしまう場合も。失敗してしまっても、尿を拭いたティッシュやタオルで新しいトイレシートの上をぽんぽんとたたき、ニオイをつけてあげることで、犬はそこを排泄をする場所だと認識することができます。何度も何度も繰り返し、根気強くトレーニングしてあげましょう!
大声で反応してしまうと、犬は喜んでいると受け取ってしまうため、失敗したときは反応せずに素早く片付けなどの処理をしましょう。失敗しているのを見つけ、慌てて駆け寄ることも犬が驚いて排泄を止めてしまうため、なるべく反応しないということを心がけて。
飼い主さんの目線が気になって排泄できない犬もいます。気になってみてしまう気持ちをグッと堪え、視界に入る程度に気にしてあげると良いです。
行動学専門東京大学附属動物医療センター行動診療科 特任研究員
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