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ドッグトレーナーの犬の首輪の選び方 ハーネスとどちらがいい?

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犬の首輪にはさまざまな種類がありますが、選ぶ際はどんなポイントに注目すればいいのでしょうか? 今回は犬の首輪の選び方を、家庭犬しつけ専門ドッグトレーナーの戸田美由紀先生にうかがいました。ハーネスの使い方や、おすすめしない首輪の種類も解説します。

この記事の監修

戸田 美由紀 先生

 家庭犬しつけ専門ドッグトレーナー
 「DOG IN TOTAL」代表

 埼玉県全域、近隣都県へ出張して個別レッスンを行う。
 行政主宰の犬のしつけ教室講師や遠方の方には有料電話相談などを行っている。
 「いぬのきもち」ほかメディアでの記事監修・執筆も。

●資格:日本動物病院協会認定家庭犬しつけインストラクター/ジャパンケネルクラブ公認訓練士/日本警察犬協会公認訓練士/さいたま市動物愛護推進委員

●書籍:『ほめてイイコに!犬のしつけ&ハッピートレーニング』西東社 監修/『新版 子犬の育て方完璧宣言!』誠文堂新光社 共著

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専門家おすすめの首輪はどんなタイプ?

首輪をして散歩するジャック・ラッセル・テリア
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

ふだんどのような首輪を使っているのか戸田先生にうかがったところ、次のように教えてくださいました。

「私が使っているのは、ごく普通の首輪です。私は、ベルト穴があり棒状の金具を通して止める、ベルトのようなタイプを『バックルタイプ』、プラスチックなどのアジャスターをカチッとはめるタイプを『クイックタイプ』と呼んでいます」(戸田先生)

戸田先生がおすすめする首輪の種類は、このバックルタイプとクイックタイプです。以下でそれぞれのメリットをご紹介しましょう。

※バックルタイプを「ベルトタイプ」、クイックタイプを「バックルタイプ」と呼ぶこともありますが、この記事では上記の呼び方で統一します。

バックルタイプのメリットは外れにくい点

バックルタイプの首輪は、しっかりと装着できて外れる心配がほとんどないのがメリットでしょう。また耐久性があり劣化しにくいのもポイントです。
革製など丈夫な素材のものも多く、大型犬には特におすすめです。ただし、デザインは限られる傾向があります。


クイックタイプは装着が楽

クイックタイプの首輪は、装着が簡単なところがポイントです。さらにデザインも豊富で、リーズナブルなものが多いのもメリットでしょう。
デメリットは、犬の毛が挟まる可能性がある点です。また、ものによっては何度も装着してるうちに、プラスチック部分が緩くなるケースも見られます。

「バックルタイプ」「クイックタイプ」の首輪の選び方

首輪をつけたかわいいトイ・プードル
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

戸田先生によると、首輪を選ぶうえでもっとも大切なのが散歩中に抜けたり外れたりしないことだといいます。この点では、クイックタイプよりもバックルタイプのほうが安心です。

「クイックタイプはときどき点検し、アジャスターがゆるくなっていないか確認しましょう。また装着するときに、カチッと音がするまで差し込むようにしてください」(戸田先生)

さらに、バックルタイプとクイックタイプの首輪を選ぶうえで、重視したいポイントは耐久性の高さです。

「バックルタイプもクイックタイプも、あまりにも安価なものは耐久性に不安があるため避けたほうが無難です。また、細すぎるものは首に食い込んでしまうので注意しましょう」(戸田先生)

犬種によっては「プレミアカラー」もおすすめ

海辺を散歩するシー・ズー
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

上でご紹介した2つのタイプ以外にも、犬種によっては「プレミアカラー」と呼ばれる首輪もおすすめです。プレミアカラーは、別名「マーチンゲールカラー」「グレイハウンドカラー」「リミテッドスリップカラー」とも呼ばれます。

「プレミアカラーの特徴は、2つのループがあり、リードを引くと小さいほうのループだけがしまる点です。サイズがきちんと合っていれば、後ずさりしたときに首輪が抜けることも防止できますよ。トレーニングにはこれが最適だと思っています」(戸田先生)


ハーネスの注意点・使うのがおすすめなシーン

河原を散歩して笑顔のゴールデン・レトリーバー
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

使っている飼い主さんが多いハーネスですが、戸田先生はハーネスだけの利用はあまりおすすめしていません。

「ハーネスだけの利用では、背中からリードが出る状態になるので、飼い主さんが犬をコントロールしづらく、引っ張られたときやとっさの拾い食いに対応できないためです。特に、これからしつけが必要という犬にはあまり向いていないでしょう。

通常の首輪でも、首が閉まるわけではありません。もし犬が首輪をつけて苦しそうなら、首輪自体のせいではなく、サイズやリードの持ち方に問題があると考えてください」(戸田先生)

ただし、使用シーンや状況によっては、ハーネスを使ったほうがよい場合もあるようです。

ハーネスをおすすめする場合① 犬の首が弱いとき

犬種や持病などによって犬の首が弱い場合は、ハーネスを使うことがあります。

「ただ、私がしつけ教室や出張トレーニングで関わった犬のなかでは1頭のみ。首輪を装着することができない犬は、かなりレアケースだと思います」(戸田先生)

ハーネスをおすすめする場合② ダブルリードのとき

また、散歩などでダブルリードにするときも、ハーネスを使うのがおすすめです。

「散歩時に大切なのは、犬の安全を守ることです。リードが突然外れることによって、愛犬が迷子になったり交通事故にあったりしないよう、私は通常の散歩のとき、首輪とハーネスを併用しダブルリードにしています。ダブルリードにしていれば、どちらか一方が外れても安心です。下記の商品のようにセットになっているものもよいと思います」(戸田先生)


ハーネスをおすすめする場合③ 車にシートベルト着用で乗せるとき

愛犬とのドライブ時、シートベルト着用で乗せるときにはハーネスがあると便利です。

「車に乗せる際は、万が一の事故の場合に急激に首が引っ張られないよう、首輪よりハーネスのほうが安全だと思います。専用のベスト型のハーネスも人気ですね」(戸田先生)


おすすめしないのは「ハーフチョーク」「チェーンカラー」

服を着て散歩するトイ・プードル
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

戸田先生がおすすめしない首輪のタイプは、「ハーフチョーク」や「チェーンカラー」と呼ばれるものです。これらのタイプは使い方が特殊で、犬にとっても危険な場合があるといいます。

「ハーフチョークはプレミアカラーと似ていますが、サイズの調整ができないので脱げてしまいやすく、扱うには相当な技術が必要です。

またこれらは、チェーン部分を引っ張って出る音で、犬を脅かして制御するもの。安易な考えでこのタイプのカラーを選ぶことはやめましょう」(戸田先生)

犬の首輪は、バックルタイプやクイックタイプ、プレミアカラーを選ぶのがおすすめです。散歩やトレーニングなどのシーンに適していて、安全に使える首輪を用意しておきましょう。

監修/戸田美由紀先生(家庭犬しつけ専門ドッグトレーナー)
文/松本マユ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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