犬と暮らす
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引っ越し、家族が家を出る、春に多い環境の変化、愛犬へのストレスはどう対処する?
春は引っ越しや進学等、家族が家を出るなど、環境が変わることが多い季節でもあります。
こうした環境の変化があると犬はストレスを感じ、免疫力が下がって下痢や食欲不振、元気がなくなるなどのトラブルが起こることも。
今回は、犬が春に感じやすいストレスについてご紹介します!
春のストレス1)家の引っ越しで落ち着けなくなる!

春は転勤などで家の引っ越しが多くなるシーズン。
新しい家で犬のハウスやトイレの位置が変わると、愛犬はそわそわして落ち着けず、一時的に食欲が低下したり下痢をしたりすることがあります。愛犬を安心させるためには、これまで使っていたニオイのついたベッドなどは処分せず、引っ越し先でも使うようにするとよいでしょう。愛犬が安心できます。
春のストレス2)大好きな家族が家を出ていってしまう!

進学などで、愛犬がとくになついていた家族が家から出てしまうと、その不安からゴハンをまったく食べなくなったり、元気がなくなったりすることがあります。
一時的な場合が多いですが、体調不良が続くときは動物病院に相談を。家に残ったほかの家族が愛犬をかわいがって、寂しさを軽減させてあげることも大切です。
春のストレス3)家族が増えたり、家にいることが増える!

退職や春休みなどで、これまで不在だった家族がずっと家にいるようになったり、新たに犬を迎えたりすることで、落ち着けずに体調を崩す犬もいます。
その状況に慣れれば問題はありませんが、犬によっては下痢や食欲不振などが続くことも。長引く不調がある場合、念のため動物病院に相談しておくといいでしょう。
春のストレス4)ペットホテルに預けられる

引っ越しや旅行などの関係で、愛犬をペットホテルに預けるケースもあるでしょう。ペットホテルでは、いつもと違う環境で過ごすことへのストレスと、飼い主さんがいない不安から下痢や食欲不振を起こす犬がいます。ペットホテルを利用するたびに具合が悪くなるようなら、動物病院に相談しましょう。
いかがでしたか? 何かと変化の多い季節ですが、愛犬のストレスケアもしっかり行い、健康で楽しい春を過ごしてくださいね!
参考/いぬのきもち2018年3月号「春に気をつけたいこと一覧」(監修:埼玉県日高市・ノヤ動物病院院長 野矢雅彦先生)
イラスト/山村真代
文/melanie
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