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歩き方がゆっくりになった、耳が遠くなった…どう対応する?愛犬の老化サポート方法

愛犬の歩き方がゆっくりになった、耳が遠くなった。こんなときどうすればよいのでしょうか? シニア犬のサポート方法をいぬのきもち獣医師相談室の先生に聞きました。

①歩き方に変化がみられたときのケア

愛犬の老化にどう対応する?シニア犬のサポート方法
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

――シニア犬になって体にこわばりが出てきたときは、歩かせてもよいですか?

獣医師)愛犬に痛みや嫌がる様子がなければ、無理のない範囲で歩くことは、筋力や歩く動作を維持するためにも大切です。

滑りにくい平らな場所を使って、できる範囲でこまめに立ったり歩いたりするとよいでしょう。

ただし、犬の体にこわばりがあると、立ったり少し歩くだけでも体力を使ってしまうことがあります。

後ろ足の震えやふらつきが目立ってきたら、介助用ハーネスを使用して歩行を補助してあげるのもよいですね。

体のこわばりに対しては、マッサージやリハビリなどを生活に取り入れるなど、愛犬に適したケアをかかりつけの動物病院で教えてもらうとよいでしょう。

②耳が聞こえにくくなったときのケア

愛犬の老化にどう対応する?シニア犬のサポート方法
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

――名前を呼んでも聞こえていないときは、どうサポートすればよいですか?

獣医師)「スワレ」「マテ」の指示や「かわいいね」「おりこうだね」などの愛情表現のコミュニケーションを声だけで行っていると、愛犬の耳が聞こえにくくなったときに伝わりにくくなります。

表現を伝えるためには「声かけと動作」を組み合わせることが大切です。

指示を出すときは、声かけと一緒に手で示すハンドサインを組み合わせると伝わりやすくなります。

また、愛犬に声をかけながら体を撫でるなど、直接触れる動作を加えるとよいでしょう。

――シニア犬との生活で注意することはありますか?

獣医師)老化で耳が聞こえにくくなると、犬は音からの情報を得られなくなるため、突然目の前に何かが現れたり、急に体を触られることに対して、過剰に驚いたり怖がることがあります。

このため、犬がびっくりしないように、急に体に触れたり近付くことは避けて、手のニオイを嗅がせるなど「すぐ近くにいるよ」というサインを送ったり、こちらの存在に気付いてから体を触ったり撫でたりすることをおすすめします。

愛犬の体の状態に合わせて、無理のない範囲でできることをしてあげることが大切です。シニア犬のサポート方法についてご紹介しました。
監修:いぬのきもち獣医師相談室
文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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