1. トップ
  2. 犬と暮らす
  3. 健康・病気
  4. 歯周病
  5. 自宅で行う犬の歯石取りは危険?スケーラーで出血や骨折も!

犬と暮らす

UP DATE

自宅で行う犬の歯石取りは危険?スケーラーで出血や骨折も!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

愛犬の歯磨きについて悩む飼い主さんも多いようですが、今回はいぬのきもち獣医師相談室の先生に、「犬の歯石取り」について話を聞きました。

スケーラーは正しく使わないと犬の歯や歯茎を傷つける

自宅で行う犬の歯石取りは危険?スケーラーで出血や骨折も! いぬのきもち
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

――スケーラーとはどんな道具ですか?

いぬのきもち獣医師相談室の獣医師(以下、獣医師):
「スケーラーとは、歯の表面の歯石を取る金属製の道具です。

スケーラーを歯に当てる際は、適切な力加減と角度がありますが、間違った方法で行うと犬の歯や歯茎を傷つけてしまうので、知識のない方は使用しない方がよいです。」

スケーラーを使った歯石取りにはどんなリスクがあるの?

自宅で行う犬の歯石取りは危険?スケーラーで出血や骨折も! いぬのきもち
獣医師:「歯石がつき歯周病を起こしていると顎の骨が溶けてしまいます。最悪の場合、顎が骨折してしまうのですが、折れていても硬い歯石でつながっているようにみえるため、歯石を取り除くまで飼い主さんが顎の骨折に気づかないケースもあります。」
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

獣医師:
「犬が動いて歯石以外の部分にスケーラーが刺さるなど、犬が怖い思いを経験すると、怖がってそれ以降の歯磨きができなくなる可能性があります。

他にも、無理な力がかかることで犬の顎の骨が折れて、歯石を取ると顎がグラグラになることも考えられます。」

スケーラーで歯を傷つけると、歯石が付きやすくなるといわれるのは本当?

自宅で行う犬の歯石取りは危険?スケーラーで出血や骨折も! いぬのきもち
自宅で力任せに歯石を取ると犬に恐怖を与えたり、出血をさせてしまうだけでなく、歯に傷がついて余計に歯石が溜まりやすくなってしまうかも
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

獣医師:
「スケーラーでゴリゴリと歯石を取ろうとすると、歯の表面が削れてしまいます。

歯に溝や穴ができれば、菌が入り込みますし、汚れも溜まりやすく、結果的に動物病院を受診する必要がでてくるでしょう。」

動物病院で行われる歯石除去に麻酔が必要な理由は?

獣医師:
「動物病院で犬の歯石除去を行う際は、部分的にハンドスケーラーを使用することもありますが、人間の歯医者さんでみる超音波スケーラーという機械を使用します。

獣医師から歯石除去を勧められる状況であれば、歯石だけでなく歯周ポケットも綺麗にする必要があります。

また、歯のレントゲンを撮ったり歯を抜いた場合は、歯肉を縫う必要もあるため、起きている状態では処置ができません。

なにより、犬が大きな音や振動で驚いてしまうので、恐怖感を軽減するためにも麻酔は必要となります。」

愛犬の歯が歯石だらけにならないための対策は?

自宅で行う犬の歯石取りは危険?スケーラーで出血や骨折も! いぬのきもち
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

獣医師:
「愛犬の歯の状態に適しているデンタルケアを、かかりつけ医に聞いておくとよいでしょう。

犬のデンタルケアには、さまざまな方法や道具があります。理想は歯ブラシを使った歯磨きですが、上手に磨けないとあまり意味がないので、愛犬の歯を磨けるように少しずつ練習をしましょう。」

愛犬の歯石を付きにくくするためにも、歯磨きを習慣にすることは大切ですね! 犬の歯石取りについてご紹介しました。

監修:いぬのきもち獣医師相談室
文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください

CATEGORY   犬と暮らす

UP DATE

関連するキーワード一覧

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

人気テーマ

あわせて読みたい!
「犬と暮らす」の新着記事

新着記事をもっと見る