「病気症状DB」の人気記事ランキング
過去2週間の記事アクセス数に基づくランキングです。
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緑膿菌感染[りょくのうきんかんせん]
緑膿菌感染の症状と治療、予防方法解説緑膿菌は環境の中に常に存在している菌で、感染すると緑色の尿が出たり、膀胱炎になることがあります。しかし、緑膿菌感染自体はそれほど多くはありません。ただし免疫力の弱ったシニア犬は注意を。また、緑膿菌は人にも感染します。原因本来は毒性が低く、自然界や健康な犬の皮膚、腸管などに存在する緑膿菌が、免疫力が落ちた体内で増殖して有害になると、皮膚炎や外耳炎、膀胱炎などをおこします。症状からだの様々な部位で感染を起こします。皮膚や外耳に感染すると元々あった炎症を悪化させる原因になり
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アトピー性皮膚炎[あとぴーせいひふえん]
アトピー性皮膚炎の症状と治療、予防方法解説原因が特定できない皮膚の炎症やかゆみをアトピー性皮膚炎と呼びます。犬は気になる部位をかゆがったり、しきりになめてただれることがあります。原因原因ははっきりしませんが、アレルギーをおこしやすい体質が関係していると考えられています。それに加え、アレルゲンとなりうる食べ物、花粉、ほこり、カビなどとの接触や、皮膚のバリア機能の異常または低下によって症状が現れやすくなります。症状皮膚の激しい痒みと炎症が特徴です。 顔や耳、足先、お腹、脇の下、後ろ脚の付け根など皮膚の薄いと
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A型血友病[えーがたけつゆうびょう]
A型血友病の症状と治療、予防方法解説皮膚や粘膜のほか、体内での出血などがあったときに血液が固まらない先天性の病気です。体表だけでなく、体内での出血が止まらなくなることもあり犬が動かないことで気づくこともあります。A型血友病の治療確実な治療法がなく、大量に出血したときは輸血が行われることがあります。A型血友病の予防予防は難しいですが、血液検査を行い、可能性のある犬は、出血を伴うようなケガや事故に注意しましょう。
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チアノーゼ[ちあのーぜ]
チアノーゼの症状と治療、予防方法解説なんらかのショックにより血液中の酸素が不足することで、唇や舌が青色または青紫色に変色します。これは 生命にかかわる緊急事態なので、すぐに動物病院に行きましょう。原因血液中の酸素が不足する原因は様々ですが、一般的に、心疾患や肺疾患が原因となっていることが多いです。その他、熱中症、体温の低下、大量の出血の際にも見られることがあります。症状唇や舌が青~青紫色に変わります。診断唇や舌の変色を確認します。チアノーゼの治療チアノーゼの原因となるのは心臓病、肺炎、外傷による出血、熱
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環軸椎亜脱臼[かんじくついあだっきゅう]
環軸椎亜脱臼の症状と治療、予防方法解説頭の回転運動にかかわる第一頸椎(環椎)と第二頸椎(軸椎)の関節が不安定になり、首の痛みや四肢の麻痺などが起こります。先天性の場合はほとんどが小型犬に見られ、外傷などの後天的な場合は中・大型犬でも発症します。原因環椎と軸椎をつなぐ歯突起の形成不全などの先天的な原因や外傷によるダメージからの後天的な原因によるものがあります。症状軽度の場合は痛みや歩行異常などですが、重度になると排泄障害や四肢麻痺、呼吸困難により死に至ることもあります。環軸椎亜脱臼の治療首のみの症状の場合
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股関節形成不全[こかんせつけいせいふぜん]
股関節形成不全の症状と治療、予防方法解説股関節がゆるみやすくなる病気で、先天的に発症するケースが多いです。レトリーバー種やセント・バーナードなどの大型犬に多く、生後4カ月~1才くらいの子犬期の発症が大多数です。症状が出ないケースから、腰を振るように歩いたり、足を引きずったり、足が内またに見えたりなどさまざまです。原因ほとんどが遺伝的要因ですが、肥満も発症要因となります。症状お尻を振って歩く、後ろ足を引きずる、立つのが遅いなどの症状がでることもあれば、ほとんど症状が出ない場合もあります。診断身体検査、股関
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骨関節症[こつかんせつしょう]
骨関節症の症状と治療、予防方法解説加齢とともに関節の骨の先(骨頭)がとげのようにギザギザになることで、歩くたびに痛みが出る病気です。進行すると、骨が変形する変形性骨関節症が起きる場合も。体重の重い大型犬やシニア犬の多くが発症し、別の関節の病気が原因で発症することもあります。骨関節症の治療消炎鎮痛剤やグルコミンサンなどのサプリメントを与えるほか、骨頭をなめらかにする外科手術を行うこともあります。骨関節症の予防予防法はありませんが、7才を過ぎてから歩き方がおかしいなどの症状が見られたら、早めに病院で検査し、
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脱臼[だっきゅう]
脱臼の症状と治療、予防方法解説関節を形づくる骨と骨が分離するのが脱臼です。事故や外傷のほか、習慣的なもの、先天的なもの、ほかの病気によって二次的に起こるものなど原因はさまざまです。一般に痛み、腫れ、足の変形、足を引きずったり地面から上げて歩くなど運動機能の障害が見られます。脱臼の治療全身麻酔をし、脱臼した関節を手術で元に戻します。早く戻すことで脱臼の再発を防ぎます。脱臼のほかに、靭帯の損傷や骨折が伴う場合は、切開手術をします。脱臼の予防肥満にならないように気をつけ、関節に負担がかかりすぎないようにしまし
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食道炎[しょくどうえん]
食道炎の症状と治療、予防方法解説のどから胃につながる食道になんらかの原因で炎症が起きる病気です。誤飲・誤食をして食道が傷ついた際に起こりやすいです。場合によっては嘔吐が見られます。食道炎の治療抗炎症剤などを処方し、炎症を止めます。食道炎の予防誤飲・誤食をさせないよう充分注意を。
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耳血腫[じけっしゅ]
耳血腫の症状と治療、予防方法解説慢性的な外耳炎やアトピー性皮膚炎、食物アレルギーなどが原因で、かゆみのあまりかきすぎ、耳に血液などがたまって腫れ上がります。事故による傷から耳血腫になることも。原因耳血腫とは耳介(耳たぶ)の軟骨周辺の血管が破綻して皮膚と軟骨の間に血液などがたまった状態です。耳介軟骨の血管が破綻する原因としては、耳ダニ感染症、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、真菌や細菌による外耳炎などによって耳に強い痒みや痛み違和感を感じて耳を掻いたり頭を激しく振ることが考えられます。 その他、耳介の打撲
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顔面神経麻痺[がんめんしんけいまひ]
顔面神経麻痺の症状と治療、予防方法解説顔面の神経が麻痺を起こす病気で、特発性と呼ばれる原因因がわからないケースが多いです。特発性以外では、甲状腺機能低下症や顔面神経の外傷、中耳炎や内耳炎、腫瘍によって顔面の神経が障害を受けることによっても生じます。神経の障害は左右いずれかにあらわれることが多く、まぶたを閉じることができない、唇や耳が動かないなどの症状が見られます。また、涙が減少するドライアイを併発することも。原因原因がわからず、顔面の麻痺以外に症状がない場合が多いです。そのほかには、中耳炎や内耳炎、腫瘍
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リンパ腫[りんぱしゅ]
リンパ腫の症状と治療、予防方法解説体内のリンパ節にあらわれるがんです。いくつかのタイプがありますが、犬では、あごの下、わきの下、そけい部(後ろ足のつけ根)、ひざの後ろなどにあるリンパ節が腫れるタイプが多いです。リンパ節の痛みや発熱、食欲不振を伴うことがあります。熱もなく感染症でもないのに複数のリンパ節が腫れていたら、すぐに獣医師の診察を受けましょう。原因現在のところリンパ腫を起こす明確な原因は明らかになってはいません。症状症状はタイプによって様々ですが、犬では、あごの下、わきの下、そけい部(後ろ足のつけ
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常同障害[じょうどうしょうがい]
常同障害の症状と治療、予防方法解説自分のしっぽを追いかけ続ける、体の一部をなめたりかき続けている、名前を呼んでもその行動をやめないなど、病的なまでに同じ行動を続ける、または何度も繰り返す心の病気です。運動不足や飼い主さんとのスキンシップ不足からくるストレスが原因といわれています。ひまつぶしでなんとなくやったところ、心が落ち着いたために繰り返すようになるケースも。原因長時間の孤独や、少なすぎるスキンシップ、過剰な拘束や持続的なストレスなど様々な原因で起こります。症状しっぽや前足を自分で噛んだり舐め続けたり
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潰瘍性角膜炎[かいようせいかくまくえん]
潰瘍性角膜炎の症状と治療、予防方法解説炎症が角膜(黒目の表面の透明な部分)の深部まで及び、潰瘍(ただれた状態)になる病気。角膜潰瘍と呼ぶこともあります。原因目をこする、シャンプーなどが目に入る、目のまわりの毛が目を刺激するなど外傷性のものと、感染症など非外傷性のものがあります。症状犬は激しい痛みを感じ、目を気にする動作を繰り返し、まぶしそうに目を細めるしぐさをすることも多いです。角膜表面が白く濁り、目ヤニが増えたり、眼球がゆがんで見えることもあります。診断角膜をライトで照らしたり、色素で染めて小さな傷が
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心室中隔欠損症[しんしつちゅうかくけつそんしょう]
心室中隔欠損症の症状と治療、予防方法解説生まれつき心臓の左右の心室の間に穴やすきまがあいていることが原因で呼吸困難でや疲れやすい症状があらわれます。そのほか、心臓肥大や、肺に水がたまって呼吸が苦しくなる肺水腫が起こることもあります。心室中隔欠損症の治療症状がごく軽い場合やはっきりしない症状の場合は、安静にさせ、心臓の負担を軽くする食事療法(ナトリウムを制限し、カリウムとの比率を調整する)を行います。症状がはっきりしている場合は、症状に応じて投薬します。心室中隔欠損症の予防予防法はありません。症状に応じて
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クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)[くっしんぐしょうこうぐん(ふくじんひしつきのうこうしんしょう)]
クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)の症状と治療、予防方法解説糖の代謝を助ける副腎皮質ホルモンが過剰に分泌される病気で、シニア犬に多いです。水を大量に飲むようになり、オシッコの量が増えます。おなかがふくれ上がることもあります。また毛が乾いて弾力性がなくなる、体の両側が同じように脱毛する、筋肉が弱くなるもしくは萎縮する、異常にたくさん食べるなどの症状もあらわれます。クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)の治療副腎皮質の働きを弱める薬を投与します。副腎の腫瘍や脳下垂体の腫瘍が原因となっている場合もあるため
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糖尿病[とうにょうびょう]
糖尿病の症状と治療、予防方法解説なんらかの原因で、膵臓から分泌されるインスリンというホルモンの分泌量が減り、体に必要な糖が吸収できずに尿といっしょに出てしまう病気です。インスリンは分泌されていても、その効き目が弱くなって発症することも。大量に水を飲み、尿の量が増えるほか、たくさん食べても体重が減っていくケースが多いです。症状が進むと、目に白内障があらわれることも。原因遺伝的要因や肥満、感染、免疫異常などの他に、膵臓や副腎の病気に伴う糖尿病もあります。症状病気の初期には症状があらわれることがほんどありませ
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鼻炎[びえん]
鼻炎の症状と治療、予防方法解説鼻の中の粘膜に炎症が起きる病気。鼻水やくしゃみ、鼻を気にするしぐさなどがあらわれます。症状が進むと膿のような鼻汁、血が混じった鼻汁が出たり、呼吸が苦しくなってゼーゼーと呼吸するようになります。症状主な症状はくしゃみと鼻水です。初期症状として、サラサラとした水のような鼻水が見られることが多いのですが、細菌の二次感染によって膿のようになったり、原因によっては鼻血が出ることもあります。また、粘膜の腫れと鼻水によって鼻が詰まると、苦しくなって口を開けたまま呼吸する様子も見られます。
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犬鉤虫症[いぬこうちゅうしょう]
犬鉤虫症の症状と治療、予防方法解説体長1~2cmの虫がおもに小腸にすみつき、重度の貧血や栄養不良を起こします。免疫力の弱い子犬やシニア犬では、命にかかわることも。感染犬の便から排出された鉤虫の卵が成虫になり、それを飲み込むことで感染します。犬鉤虫症の治療症状が軽いときは駆虫剤を投与し、腸炎の処置や栄養補給を行います。重度の貧血など、症状が重いときは、輸血を行うことも。犬鉤虫症の予防鉤虫の予防薬を使用します。また、排泄物はすばやく片づけ、犬の生活環境を清潔に。散歩中、ほかの犬の排泄物に近寄らせないよう注意
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鞭虫症[べんちゅうしょう]
鞭虫症の症状と治療、予防方法解説鞭虫というムチのような形をした4~7cmの虫がおもに大腸に寄生して、嘔吐や下痢、腸炎による血便などを起こします。体についた鞭虫を毛づくろいの際に飲み込んだり、感染犬の便についた虫を飲み込むことで感染します。鞭虫症の治療症状が軽いときは駆虫剤を投与し、腸炎の処置や栄養補給を行います。重度の貧血など、症状が重いときは、輸血を行うことも。鞭虫症の予防鞭虫の予防薬を使用します。また、排泄物はすばやく片づけ、犬の生活環境を清潔に。散歩中、ほかの犬の排泄物に近寄らせないよう注意しまし