「病気症状DB」の人気記事ランキング
過去2週間の記事アクセス数に基づくランキングです。
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緑膿菌感染[りょくのうきんかんせん]
緑膿菌感染の症状と治療、予防方法解説緑膿菌は環境の中に常に存在している菌で、感染すると緑色の尿が出たり、膀胱炎になることがあります。しかし、緑膿菌感染自体はそれほど多くはありません。ただし免疫力の弱ったシニア犬は注意を。また、緑膿菌は人にも感染します。原因本来は毒性が低く、自然界や健康な犬の皮膚、腸管などに存在する緑膿菌が、免疫力が落ちた体内で増殖して有害になると、皮膚炎や外耳炎、膀胱炎などをおこします。症状からだの様々な部位で感染を起こします。皮膚や外耳に感染すると元々あった炎症を悪化させる原因になり
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腱滑膜炎[けんかつまくえん]
腱滑膜炎の症状と治療、予防方法解説四肢の足の周囲(腱鞘)が炎症を起こす病気です。痛みでふらついたり、頭を上下に動かしながら歩くような様子が見られます。腱滑膜炎の治療患部が腫れていたら冷やし、消炎鎮痛剤を処方するとともに、運動を制限します。腱滑膜炎の予防激しい運動やジャンプ、飛び下りなどは負担になるので、気をつけましょう。
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多発性関節炎[たはつせいかんせつえん]
多発性関節炎の症状と治療、予防方法解説複数の関節で同時に関節炎が起こります。原因不明のものが多いですが、マダニを媒介とするライム病にかかると、症状が出ることも。多発性関節炎の治療ステロイド剤や免疫抑制剤で進行を抑える治療をします。また、悪化していないかを調べる定期的な検査が必要です。多発性関節炎の予防根本的な予防は難しいですが、マダニが寄生しないよう予防薬を投与しましょう。肥満によって関節に負担がかからないように気をつけるとともに、体の免疫力が下がらないよう、適度な運動やふれあいも大切です。
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認知障害[にんちしょうがい]
認知障害の症状と治療、予防方法解説老化に伴い、脳が異常を起こし、徘徊や夜鳴き、そそう、壁づたいに歩き続けるなどの症状が見られる病気です。シニア犬のなかでも、日本犬に多いといわれています。認知障害の治療初期の場合、薬物の投与で症状の改善が見られる場合もありますが、犬の状態に合わせた生活に変えていくのが理想です。認知障害の予防認知障害の予防は難しいので、早期発見、早期治療が大切です。7才を目安に、定期的に健康診断を受けましょう。
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脳炎[のうえん]
脳炎の症状と治療、予防方法解説脳の腫瘍や事故による脳への衝撃、ウイルス感染などが原因で、脳に炎症が起きる病気です。おもな症状は、けいれん、体が硬直する、発熱、よろよろ歩くなど、多くの場合、同時に複数の症状が見られます。ジステンパーウイルスが原因の脳炎では、けいれんを起こして泡を吐き、失禁することもあります。原因細菌やウイルス、真菌や原虫などが原因で起こる感染性脳炎と免疫異常が原因と考えられてはいるが原因が不明で発症する特発性脳炎がある。症状症状は脳炎の起こっている脳の罹患部によって様々です。発作やふらつ
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胃炎(急性胃炎)[いえん(きゅうせいいえん)]
胃炎(急性胃炎)の症状と治療、予防方法解説胃の粘膜が炎症を起こす病気です。嘔吐を繰り返し、水をたびたび飲みます。吐いたものの中に血が混じることもあります。原因は、腐ったものや有害なもの、異物などを食べたことのほか、病気の治療のために投与した薬が胃の粘膜を刺激することでなることもあります。多くの場合、急性胃炎ですが、急性胃炎が治らず、慢性胃炎へ移行してしまうこともあります。胃炎(急性胃炎)の治療比較的体力のある場合は、症状に応じて半日から1日程度の絶食をさせ、胃を安静にするのが基本です。胃炎(急性胃炎)の
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肛門周囲腺炎[こうもんしゅういせんえん]
肛門周囲腺炎の症状と治療、予防方法解説脂肪などを分泌する肛門周囲腺に細菌が感染して化膿し、肛門が赤く腫れたり、ただれたりします。肛門周囲腺炎の治療原因となっている細菌感染の治療を行います。肛門周囲を清潔にして、薬を投与します。肛門周囲腺炎の予防細菌に感染しないよう清潔な環境を整えましょう。
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たんぱく漏出性胃腸炎[たんぱくろうしゅつせいいちょうえん]
たんぱく漏出性胃腸炎の症状と治療、予防方法解説リンパ管拡張症やリンパ腫、腸内寄生虫感染などにより、消化管内にたんぱく質がもれ出る病気で、多くの場合、慢性の下痢や消化不良を起こします。たんぱく漏出性胃腸炎の治療原因により異なります。原因と症状に合わせた薬を用いた対症療法を行います。たんぱく漏出性胃腸炎の予防残念ながら発症を予防する方法はありません。
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難聴[なんちょう]
難聴の症状と治療、予防方法解説飼い主さんが声をかけたり、大きな音がしても反応しなくなります。シニア犬がなりやすいほか、耳の奥深くにある内耳の神経(蝸牛神経)が炎症を起こすと、難聴になります。難聴の治療加齢に伴う難聴には、効果的な治療方法は見つかっていません。中耳炎や外耳炎が原因の場合は、その治療を行います。難聴の予防加齢に伴う難聴には、効果的な予防法は見つかっていません。外耳炎や中耳炎にならないよう、定期的に犬の耳の中を観察し、汚れている場合はお手入れを。ただし、やりすぎややり方によっては耳を傷つけてか
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会陰ヘルニア(オス)[えいんへるにあ(おす)]
会陰ヘルニア(オス)の症状と治療、予防方法解説会陰部(肛門の周囲)に腸や膀胱が押し出される病気で、肛門周囲の左右いずれか、あるいは両方が大きく盛り上がります。シニア犬のオスのほか、未去勢の犬、吠えグセのある犬に多い病気です。加齢でこの周辺の筋肉が衰え、排便時に圧力がかかることが原因のひとつです。放置しておくと便や尿が出にくくなることがあります。会陰ヘルニア(オス)の治療飛び出した臓器を元の状態に戻し、筋肉のすき間をふさぐ手術を行います。未去勢の場合は再発しやすいため、去勢手術をすすめています。会陰ヘルニ
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筋ジストロフィー[きんじすとろふぃー]
筋ジストロフィーの症状と治療、予防方法解説ラブラドール・レトリーバー特有の遺伝病で、筋力が徐々に衰えていく病気です。生後3カ月ごろからふらついたり、食事に時間がかかったり、よだれが多く出るなどの症状があらわれます。進行すると栄養失調や肺炎などで死んでしまうことも多いです。筋ジストロフィーの治療有効な治療法がないため、おもに併発している病気の治療を行うとともに、少しでも楽に生活ができるよう環境を整えます。筋ジストロフィーの予防遺伝性のため、予防は難しいです。発症した場合は、犬が過ごしやすい環境をつくり、食
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骨肉腫[こつにくしゅ]
骨肉腫の症状と治療、予防方法解説足にできやすい骨のがんです。全身の臓器に転移しやすく、初期の段階で肺に転移します。足を引きずったり、足の腫れが数日たっても引かないときは、骨肉種の可能性があります。とくに肥満症の大型犬は要注意。骨肉腫の治療骨の一部だけに腫瘍ができている早期の段階であれば、足の切断手術と手術後の抗がん剤などによる化学療法を行いますが、転移していると完治の可能性は低い病気です。骨肉腫の予防予防は難しいため、歩き方に異常があらわれたり、関節の腫れが3~4日以上にわたって治らなければ、放置しない
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乳腺腫瘍(メス)[にゅうせんしゅよう(めす)]
乳腺腫瘍(メス)の症状と治療、予防方法解説乳房、その周辺にしこりができます。良性の場合もありますが、悪性の腫瘍の場合には、しこりは急速に大きくなることが多いです。乳腺腫瘍(メス)の治療しこりのまわりの健康な組織も含めて、乳腺ごと取り除く手術を行います。乳腺腫瘍(メス)の予防発情前の不妊手術で100%発症を防ぐことができます。また、定期的に乳房の周囲にしこりなどがないか確認しましょう。
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肥満細胞腫[ひまんさいぼうしゅ]
肥満細胞腫の症状と治療、予防方法解説体表のどこにでもできる可能性のある腫瘍で、下半身にできたものはより悪性であるといわれています。腫瘍のできた部分の皮膚は、盛り上がってこぶ状になっていたり、表面が壊死していたり、筋肉がかたくなるなど、さまざまな形状があります。皮膚病や傷が治りにくい場合も腫瘍の可能性があるので要注意です。肥満細胞腫の治療直径1cm前後の初期の腫瘍であれば、まわりの健康な組織を含めて大きく切除する手術によってほとんどが完治する可能性があります。肥満細胞腫の予防予防は難しいですが、お手入れの
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誤飲・誤食[ごいん・ごしょく]
誤飲・誤食の症状と治療、予防方法解説異物や中毒を起こす食物、薬品などを誤って飲み込んでしまい、嘔吐や下痢、腸閉塞などを引き起こします。誤飲・誤食の治療薬物や食物の場合は、胃洗浄や薬による解毒を行います。誤飲物の場所によっては開腹または内視鏡手術になることも。とがったものを誤食した場合、食道や胃が傷ついて炎症を起こしやすいので、炎症を抑える治療を行います。誤飲・誤食の予防犬が口にすると危険なものを食べさせないよう、日ごろから注意しましょう。
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凍傷[とうしょう]
凍傷の症状と治療、予防方法解説非常に寒い場所に長時間いることで、皮膚組織が破壊され、赤く腫れたり青白くなります。ひどくなると、その部分の感覚がなくなり、壊死することもあります。耳の先やしっぽ、足の先などに多いです。原因長時間寒い屋外につなぎっぱなしにしたり、寒い中強引に散歩に連れ出したりすることによって起こる。症状患部の血流が滞るため、変色したり、水泡ができたり、ひどい場合には壊死をすることがあります。凍傷の治療毛布などで犬を包んで温めたり、ぬるま湯で温めます。壊死している場合は、その部分を手術で切断す
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肥満症[ひまんしょう]
肥満症の症状と治療、予防方法解説食事量が多すぎたり運動不足などで太りすぎた状態をいいます。これが原因で、心臓への負担や呼吸器の病気など、さまざまな別の疾患を起こすケースが多いことから、立派な病気と考えられています。成犬期に太りやすく、そのままシニア期に入るとさまざまな病気にかかりやすくなるので要注意。原因犬の肥満は、食事量の過多、運動不足、不妊手術、老化など様々な原因による。ホルモン疾患などの病気が原因で起こることもある。症状体重が増加することで関節への負担も大きくなり、歩行がおかしくなったり、動きたが
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角膜浮腫[かくまくふしゅ]
角膜浮腫の症状と治療、予防方法解説角膜の内皮(いちばん内側の膜)の機能が低下し、角膜内に水がたまってむくんでしまう病気。角膜が膨張して目の透明感がなくなって白く濁ります。これに伴い、視力も低下します。角膜炎や緑内障により、併発することも。原因角膜炎、角膜潰瘍、緑内障など、目の病気の症状の一つとして現れることが多いです。 また、角膜内皮ジストロフィーという進行性の目の病気では突発的に現れることがあります。症状角膜が白く濁り膨張します。目ヤニが出やすくなる、目をしょぼしょぼさせるといった症状もでてきます。ま
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眼瞼内反症[がんけんないはんしょう]
眼瞼内反症の症状と治療、予防方法解説まぶたが内側に向かって曲がり込む病気。まつげや被毛が角膜や結膜に当たるため、犬はその刺激を気にして前足で目をこすり、角膜炎や結膜炎になりやすいです。この病気が原因で起こる角膜炎や結膜炎は慢性化しやすく、発症を繰り返すうちに治りにくくなることが。原因一番多い原因は先天性です。そのほか、結膜炎や怪我、または何らかの病気で筋肉や神経が正常に動かなくなることで発症することがあります。症状まつ毛や被毛の刺激によって角膜炎や結膜炎がおこり涙や目ヤニが増えます。刺激が長く続くと痛み
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涙やけ[なみだやけ]
涙やけの症状と治療、予防方法解説目のまわりや、目頭の下が涙で濡れ、被毛が変色します。放置すると炎症を起こす場合もあります。単に涙の量が多いのが原因のほかに、眼瞼内反症、逆さまつげ、流涙症や鼻涙管閉塞が原因の場合も。原因何らかの原因で慢性的に目から涙があふれてしまうことにより起こります。涙があふれる原因は、眼瞼内反症、逆さまつ毛、目と鼻をつなぐ鼻涙管の閉塞などがあげられます。症状目頭に下が赤茶色に変色します。また、その部分に炎症が起こり、痒みを引き起こすもあります。診断変色した被毛から診断します。涙やけの