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犬を新幹線に乗せる料金は? サイズは?愛犬の新幹線乗車を振り返る|連載・西川文二の「犬ってホントは」vol.157
今回は、西川先生が犬連れで新幹線に乗ったときのお話。犬を新幹線に乗せる場合、キャリーケースのサイズや料金が決まっているのは知っていますか?(編集部)
現在でも小さなサイズの犬であれば、JRを利用して旅も楽しめます。ただ、縦・横・高さの合計が120㎝以内のキャリーバッグに入れて、という条件つき(キャリー込みの重量が10kgまでという制限もあります)。車内で出すことはもちろん不可。
現在JRが検討しているというのは、キャリーバッグに入れなくても良い形での乗車についてだそうです。5月にイベント企画としてすでに実験的に試している、と記事には出ていました。
さて新幹線といえば、私の現在のパートナー・ドッグ、ダップと鉄三郎(以下・鉄)。実は過去に、彼らは新幹線に乗って旅をしています(もちろん、キャリーバッグに入って)。
ということで、今回はダップと鉄が新幹線に乗ったときのお話を。
ダップは仙台まで新幹線で
話はダップが1才を迎える前のこと。
会場は仙台、東北地区大会における講演を依頼されたときの話です。
講演会場への移動は車で、ということが多いですが、移動距離がかなりありダップを新幹線に乗せてみたいという思いもあったので、そのときは仙台まで鉄路で向かうこととしました。
新幹線に乗っているのは2時間半程度です。
日頃クレートに馴染んでいるダップは、キャリーバッグの中で寝ていました。トラブルもなく無事新幹線で仙台まで出向くことができた次第です。
鉄三郎は大阪から新幹線で
確かに現在の彼はそうなのですが、うちにやって来たときは小さかった。
こちらは、彼を和歌山の愛護センターから迎え入れたときの話です。
現在の体重は17kgほどですが、当時は3kgなかったかと記憶しています。
ただ、ダップのようにクレートトレニングができているわけではありませんでした。しかも知らない人に連れられて、という状況。結構ストレスになるかなと心配もしたものです。でもその心配は取り越し苦労でした。
我が家に着いたときの様子は元気そのもの。何事もなかったように、ロープのおもちゃで遊んでいました。
扱いは手回り品となる
窓口などで申請し、手回り品扱いで料金290円(現在)を支払う必要があります。
先のサイズ/重量の条件を満たせれば、東京から仙台へでも、大阪から東京まででも……いやいや新幹線のみならずJR間の乗り継ぎであれば、距離に関係なく(和歌山から新宿まででも)290円なのです。
ダップを乗せたときはもう少し安かったか(270円?)と記憶しています。当時2百数十円で九州まで行けるのか?などとダップと博多を散歩する姿を思い浮かべたものです。でもまぁ5時間以上クレートから出せないことを考えるとちょっとなんだなと、博多行きへはなしとしました。
さてさて話は戻って、冒頭のJRが検討中の案件。
条件は? 料金は? いつから? どの区間で? そもそも実現するの?……はたして結果はどうなることか。
今後の展開に期待したいところです。
西川文二氏 プロフィール
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