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目からビーム?! 写真撮影で犬の目が光る理由を獣医師に聞いてみた

愛犬の写真を撮影すると犬の目が赤や緑、白などに光ってしまうことはありませんか?そもそも、どうして犬の目が光ってみえることがあるのでしょうか。

今回は、いぬのきもち獣医師相談室の先生に「写真撮影で犬の目が光る理由」について話を聞きました。

犬の目が光るのは目の構造が関係している

目からビーム?!写真撮影で犬の目が光る理由を獣医師に聞いてみた いぬのきもち
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――どうして写真撮影の際に犬の目が赤目になったり、緑や青白いビームが出ているようになってしまうことがあるのでしょうか?

いぬのきもち獣医師相談室の獣医師(以下、獣医師):
「写真撮影で犬の目が光るのは、目にタペタム(輝板)と呼ばれる構造があるからです。

タペタムは、弱い光を増幅させて強い光にできるので、暗い所でも目が見えることから、犬は暗闇でも動くことができます。人の目にはタペタムはありません。」

暗い場所でないのに目の色が気になる場合は獣医師に相談を

目からビーム?!写真撮影で犬の目が光る理由を獣医師に聞いてみた いぬのきもち
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――暗い場所だけでなく、屋外の撮影でも目の色が変わって気になるという飼い主さんもいるようです。この場合はどのような理由なのでしょうか。

獣医師:
「タペタムにより目が光る場合には問題はありません。しかし、目の色が普段と違う、白い、緑っぽいといった場合には、白内障や緑内障といった病気の可能性もあるため、念のため早めに動物病院を受診しましょう。」

暗い場所でのフラッシュ使用は犬の目によくない

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――暗い場所や犬に近い距離でフラッシュ撮影を行うのは犬の目によくないのでしょうか。

獣医師:
「フラッシュの使用は犬の目によくありません。タペタムがあることで、弱い光でも強く感じてしまうことがあります。

犬の撮影では、フラッシュを極力使わないほうが目に優しいです。目が光らないように撮影するためには赤目防止機能を使うといいですね。」

犬を撮影するときの注意点

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――犬の撮影時に気をつけることはありますか?

獣医師:
「明るい野外での撮影であれば、過剰な光が必要ないので安心です。どうしても夜間に撮影する場合は、フラッシュの回数を最小に抑え、連写でフラッシュを使用するのはやめましょう。」

暗い場所での撮影は、犬が光を強く感じないように配慮をすることが大切ですね。
監修:いぬのきもち獣医師相談室 担当獣医師
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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