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下半身麻痺の愛犬と、表情や前足の動きだけで意思疎通ができるように!暮らしぶりを聞いた

この特集では、難病や障がいをもった愛犬とその飼い主さんの、闘病や暮らしの様子をレポートします。
今回ご紹介するのは、6才になってから発症し、影響で下半身が麻痺してしまったココラくんと、そのご家族であるYさん。
不自由な体で一生懸命気持ちを伝えようとするココラくんと、それを読み取るYさんとの暮らしぶりを紹介します。

1回目の記事|突然、首が硬直し四肢が動かなくなった愛犬 自宅療養での変化から車イスでのリハビリをスタート

2回目の記事|下半身に麻痺が残り、車イスでの生活がスタート

散歩中に出会う人とのふれあいが気持ちの支えに

夜は、飼い主さんのベッドの脇に並べて置いたソファベッドの上で寝ているココラくん。「夜中に水を欲しがることもあるので、私たちのすぐ隣で寝かせています」とYさん。
6才のある日、突然「脊髄炎」を発症し、下半身麻痺となってしまったココラくん。
車イスに乗る練習を室内で繰り返していたある日、思い切ってその車イスで散歩に連れ出してみたところ、目を輝かせて喜んだそう。

その日以来、散歩が日課になりました。
人も犬も大好きなココラくんにとって、散歩は何よりの楽しみに。
また、Yさんにとっては、散歩で出会う飼い主さんとのふれあいが、気持ちの支えになってきたそうです。

「あるとき、犬の保護活動をしている方に出会いました。
その方がココラに

“あんたは幸せだね~。
病気をきっかけに飼育放棄する人もいるのに、こんなに立派な車イスも買ってもらって。
幸せものだよ”

と言ってくださって。
ココラに対してかわいそう、申しわけないと負い目を感じていた私は、“今のココラが幸せ”と考えたことがなく、病気になってもココラを幸せにできるんだと気づかされました」

コミュニケーション能力が高くなったココラくん

前足をバタつかせてYさんに近づこうとするココラくん。このしぐさは「抱っこして!」のサイン。
発症から1年たったころから、ココラくんと気持ちが通い合うようになったというYさん。
自分の意志で動けず、病気の影響で声もうまく出せないココラくんは、表情や前足の動きで必死に気持ちを伝えます。
Yさんもココラくんの気持ちを読み取ろうと必死に向き合ってきました。

「今では、ココラが何を訴えているのか、ほぼわかります。
コミュニケーションがとれるようになって、お世話や日常生活がとてもラクになりました」
と笑うYさん。

ココラくんも自分の気持ちを分かってくれるYさん家族がいるからこそ、いつも笑顔で、幸せオーラを発しているのかもしれませんね。

お世話は家族で分担して、無理なく穏やかに過ごす

車イスだけでなく、犬用カートに乗せて散歩することも。人や犬が大好きなココラくんは、何より散歩が大好き!
「ココラは私たちの気持ちをよく読み取るので、私たちが穏やかに過ごすよう心がけています。
お世話も日中は私が、それ以外の時間は夫が、と分担して無理せずに。
幸いココラは症状も悪化せず、現状維持できています。
このまま維持し、ココラが笑顔でいられるよう、肩ひじを張らずにケアしていきたいですね」


※各情報は2021年7月6日現在の情報です。


出典/「いぬのきもち」2021年9月号『困難と闘う!……その先のしあわせへ』
写真/尾﨑たまき
取材・文/伊藤亜希子

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