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衛生面や関係性の点で注意も 犬にするのはよくない飼い主の「愛情表現」

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飼い主さんがよかれと思って愛犬にしている愛情表現も、衛生面や愛犬との関係性で見たときには、好ましくないものもあるようです。今回、いぬのきもち獣医師相談室の獣医師が解説します。

犬にするのはよくない飼い主さんの愛情表現は?

見つめる猫
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
——愛犬への愛情表現として、飼い主さんがするとよくない対応はありますか?
いぬのきもち獣医師相談室の獣医師(以下、獣医師):
「衛生面と愛犬との関係性を考えたときに、注意したほうがよいことがあります」

衛生面での注意点について

獣医師:
「まず衛生面でいうと、愛犬とキスをするなど濃厚すぎる愛情表現は避けましょう。通常の生活でそこまで気にすることはないですが、人と犬ではもともと持っている菌などが違います。

犬と人の間でうつる病気は心配ですので、あまりに顔をなめさせたり、キスをするなどのコミュニケーションは気をつけましょう」

愛犬との関係性の注意点について

見つめるカニーンヘン・ダックスフンド
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
獣医師:
「また、愛犬との関係性について、『犬が心配性だから』と常につきっきりだったり、愛情と過干渉を少々勘違いしているような場面が見られます。

犬にも性格があり心配性であることもありますが、どちらかというと飼い主さんが心配性で、その気持ちを犬が引き受けていることが多い傾向があります。飼い主さんが不安でいると犬が余計に心配になり、ストレスから不調や病気を引き起こしがちです」
——愛犬のためを思っての行動が、逆効果になってしまうこともあるのですね。
獣医師:
「そうですね。愛犬と飼い主さんのどちらが心配性なのか、本当の愛情とはなんなのか考えて行動できたらよいと思います。

もし他者から飼い主さんが心配性だと言われることが多ければ、ご自分の心配を犬以外で解決することを心がけてみてください。そして、愛犬とは健全な関係を築けるようにしましょう」
(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
取材・文/sorami
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