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状態を悪化させる可能性も。犬が誤飲誤食したときに、飼い主がしてはいけないNG対応
この記事では、犬が誤飲誤食したときに飼い主さんがしてはいけないNG対応について、いぬのきもち獣医師相談室の獣医師が解説します。
犬が誤飲誤食したときにしてはいけないNG対応は?
「犬が食べてはいけないものを口にしたときに、食べてしまったのを把握しているのにもかかわらず様子を見てしまうことです」
飼い主さんの様子見で悪化するケースも
「そうですね。飼い主さんが誤飲誤食した愛犬の様子を見ていたというとき、予後が悪かったというケースも実際にありました。飼い主さんは『大丈夫かな』と思って様子を見ていたら、翌日ぐったりしていたということも。
犬の誤飲誤食の事例はさまざまありますが、なかでも串を食べてしまうことをよく聞くかもしれません。そのままにしていたら、腸や皮膚を貫通してしまったコもいました。
『いつも異物を食べているから大丈夫』ということもよく聞きますが、お腹に溜まりに溜まって閉塞したケースもあるので、飼い主さんの判断で様子を見てしまうことは危険です」
犬が誤飲誤食したとき、飼い主さんがすべき正しい行動は?
「愛犬が食べてはいけないものを食べた現場を見たときや、あるはずのものがなくなっていて愛犬が食べた可能性があると気づいた時点で、かかりつけ医に相談してください。その後の指示を仰ぎましょう。
また、愛犬が食べてしまいやすいものがあれば、その後はしっかりと片付けたりするなど、日頃から対策をとりましょう」
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
取材・文/sorami
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