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「犬のよい眠り」のためにしてはいけない飼い主の行動

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日々の暮らしの中で、犬の睡眠を妨げてしまう行動をとっていませんか?スヤスヤと眠る愛犬の寝顔が可愛かったとしても、なでたり名前を呼んで起こしてしまうのはやめましょう。

犬のよい眠りのためにどのような行動に気をつければよいのか、いぬのきもち獣医師相談室獣医師・山口みき先生に話を聞きました。

犬は1日に12〜15時間程度の睡眠が必要

犬のよい眠りのためにしてはいけない飼い主の行動とは? いぬのきもち
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
――犬は1日にどれくらいの睡眠が必要なのでしょうか?

山口先生:
「犬の1日の平均睡眠時間は12〜15時間程度といわれます。ただし、犬の飼育環境や年齢によって異なることや個体差もあります。

一般的に1才までの子犬では18~19時間、1~7才の犬では12~15時間、7才以上では18~19時間といわれており、子犬やシニア犬では、睡眠時間がより長くなる傾向がみられます。」

睡眠不足は犬のストレスになる

犬のよい眠りのためにしてはいけない飼い主の行動とは? いぬのきもち
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――犬にも"睡眠不足"は起こるのでしょうか?

山口先生:
「犬にとって休息をしっかりとれないことはストレスとなりますし、イライラや体調不良の原因になる可能性があります。」

犬のよい眠りのためにしてはいけない行動

犬のよい眠りのためにしてはいけない飼い主の行動とは? いぬのきもち
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――犬のよい眠りのためにしてはいけない行動を教えてください。

山口先生:

「例えば、寝ている犬を触ったり呼んだり、無理に起こすなど、安眠を妨害されることは犬にとって気持ちのよいことではありませんよね?

他にも寝ている深夜に騒がしくする、明るい部屋で寝かせるといった状況も、犬がぐっすり眠ることができないため、ストレスの原因になります。

安心できる環境で眠りたいと思うのは、人も犬も同じだと思います。」

犬が安心して眠れる環境作りを心がけよう

犬のよい眠りのためにしてはいけない飼い主の行動とは? いぬのきもち
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――愛犬のよい眠りのために飼い主ができることはありますか?

山口先生:

「静かな環境や快適な室温など犬が安心して眠ることができるように配慮をしてあげましょう。

例えば、寝床にふかふかのベッドや飼い主さんのニオイを感じられるものを置いてあげると、犬のよりよい睡眠に繋がるかもしれません。

また、夜はしっかりと暗くして、日中はしっかりと明るくしたり日光浴をさせてあげることもよい睡眠サイクルにつながります。」

人と同じように、犬も健康のためによい睡眠をとることは大切です。愛犬が毎日ぐっすり眠ることのできる環境が整っているかをチェックしてみてくださいね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・山口みき先生)
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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