犬と暮らす
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ケガ、誤食で大変なことに 犬の「冬の散歩で起こりがちなトラブル」の実例と対処法
冬の時期に、犬の散歩でトラブルを経験したことがある?
【体験談】冬の時期の犬の散歩で、どんなトラブルがあった?
道で滑って転倒するなどのトラブル
- 「溝に雪が積もっていて散歩中に犬が落ちてしまった」
- 「坂道が凍りついていて滑って転んだ」
- 「道路が凍結していて、飼い主が転んでケガをした」
- 「森を散歩中に犬に引っ張られて、霜がとけて湿った土で滑った。落ち葉も滑りやすくて危険」
犬が寒がって歩かなくなる
- 「寒がり過ぎて、ガタガタ震えて動かなくなった」
- 「雪の日に足が冷たいのが原因と思われますが、クーン、クーンと鳴き出して動かなくなってしまったことがある」
- 「寒くて愛犬がブルブル震えてしまった結果、翌日から散歩行こう!と声を掛けるとソファ下に隠れるようになってしまった」
肉球をケガする
- 「肉球がカサカサになった!!」
- 「雪の上を歩いていたら、肉球をケガしてしまいました」
- 「暖かい日に散歩に出たが、道路が冷たく肉球の皮がむけて血が出てしまったので、抱っこで帰宅した」
体調を崩す
- 「震え、帰宅後に体調不良」
- 「服を着せて暖かくしていたが、お腹が冷えてしまうことが多く、散歩中または散歩後のウンチがゆるかったり、下痢になってしまう」
- 「冬の朝に散歩した後で、お腹を壊してしまいました。朝より昼間にこれからは散歩したいと思います」
落ちているモノの誤食
- 「落ちているタバコを食べてしまった」
- 「何かを食べてしまっています」
- 「日が暮れるのが早く、朝も日が昇るのが遅いので、暗い時間のお散歩がゆえに拾いグセがあるうちのコが、気づいたときにはモグモグしていて、チョウダイしたときには時すでに遅しなことがしょっちゅうあり怖い」
【獣医師解説】冬の時期の犬の散歩で注意したいことは?
「まず寒さ対策としては、犬用の防寒具がたくさんあります。人のように重ね着をして、最後に防水タイプのレインウェアを着せるのがおすすめです。
重ね着する際のポイントは、レインウェアの下に1~2枚程度がよいかと思います。寒がり方は犬によって個体差が大きいので、おすすめの素材をお答えすることが難しいですが、外に出て震えない程度がよいです。愛犬に合ったものを選んであげられるとよいですね。
こうした寒さ対策をすることで、寒さからくる不調を予防することも期待できるでしょう。また、ドッグブーツを併用すると、足をケガや寒さから守ってくれます」
「誤食に関しては、飼い主さんが気をつけるしかありません。たとえば…
- 明るい日中に散歩する
- 薄暗いときは懐中電灯を持ち歩き、愛犬の歩く先に何か落ちていないか気を配る
「冬の間お散歩をお休みしていて、暖かくなってきたのでお散歩を再開しようとしたら、『外に出るのを嫌がる』『外を怖がるようになってしまった』というコもいます。
寒さに弱い犬でも、抱っこやバギーに乗って出かけるのでも大丈夫です。お散歩は運動だけではなく、気分転換やいろんな好奇心を満たすものでもあるので、暖かくして外に連れ出してあげましょう」
また、積雪や道路の凍結などでケガをする場合もあります。散歩の際は足元に十分注意して、飼い主さんも愛犬もケガのないように気をつけましょう。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
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