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【体験談】犬を育て始めて悩んだことがある? 「途方に暮れた」「毎日泣いた」と明かす飼い主の理由

しつけやお世話など、愛犬との暮らしのなかで悩みを感じたことのある飼い主さんはどれほどいるのでしょうか?

【調査】飼い主さんは犬を育てる上で深く悩み、負担を感じたことがある?

いぬのきもちWEB MAGAZINE『犬を育てるときの悩みに関するアンケートvol.01』 208件の回答
今回いぬのきもちWEB MAGAZINEでは、飼い主さん208名に「犬を育てる上で悩みが深く、精神的、肉体的負担がとても大きくなったことはあるか」アンケート調査を行ないました。すると、約3割の飼い主さんが該当する結果に。

【体験談】愛犬を育てていて、どのようなことで悩んだの?

洋服を着るミニチュア・ダックスフンド
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
では、飼い主さんたちはどのようなことで悩んでしまったのでしょうか? 悩みで多かった回答を中心に紹介します。

トイレがうまくいかない

  • 「トイレがなかなかうまくいかず、どうやったら覚えてくれるのか分からない時期があった」

  • 「室内でのトイレの失敗が多く、オシッコがしょっちゅうシートから外れている」

  • 「初めてのワンちゃんのとき、ウンチとオシッコをなかなかトイレでしてくれなくて、かなり悩みました。しかも最初のコなので、かなり怒ってしまったりでかわいそうなことをしてしまったと...反省。この経験があったおかげか、二代目はバッチリでした」

  • 「飼い始めて1カ月経った頃、トイレトレーニングがうまくいかず、食糞も続いて、ケージの前で声を上げて泣きました。ワンコは慰めてくれました。今はオシッコはほぼ失敗なしで、トイレかその周りのシートでできます。食糞はまだ時々ありますが、あまり気にしないようにしています」

しつけがうまくいかない

  • 「しつけがうまくいかず、こんな私に育てられるこのコたちが可哀想だと思い、ほとんど毎日泣いていました」

  • 「パピーの頃、いろんなしつけを試したりしても、なかなかチャイム吠えが直らず、ずっと吠えていて、精神的に参ってしまった」

  • 「子犬時代のトイレなどあらゆるしつけ。飼い主自身が未熟なので、なんでできないのか悩みすぎてしまい、挙句、手足を何度も噛まれイライラがMAXに(今ではすっかりお利口さんになりました)」

噛み癖がなおらない

  • 「パピーの頃の噛み癖」

  • 「教えても教えても噛んで噛んで、噛み癖になって、他の人にも噛んでしまうのではないかと悩みに悩んだ」

  • 「2カ月で飼い始めのとき、噛み癖がひどくて手は傷だらけで、壁紙は剥がれ…。そのときは精神的にきつかった。歯の生え変わりのときで、歯が痒かったからだと気づいてからは、ラクになった」

  • 「小さいときに甘噛みがひどくって。今はなくなりましたが」

  • 「本気噛みをするようになって、どうしたらいいかわからないようになった」

無駄吠えがひどい

  • 「無駄吠えがひどいです。昼夜問わずずっとだったので、家族でイライラすることが多かったです。今も吠えますが、夜は静かになったので、ご近所迷惑にならない程度で妥協してます」

  • 「吠えるので、ご近所さんの迷惑になってないかと悩んでいます」

愛犬を育てる上での悩みはほかにも

  • 「イタズラ、吠える、噛む、拾い食い…悩みがどんどん増えていくとき。他のコがみんな良いコに見えてしまう」

  • 「ワンコを何頭も飼った経験があるので、現在のコも大丈夫と家に迎えましたが、パピーの頃は夜鳴きと抱っこ、フードの食い付きが悪く獣医さんに相談。本当にほぼ24時間眠れず痩せて、『育児ノイローゼ』になってました」

  • 「しつけがうまくいかない、ごはんを食べない、なんだかいつもと様子が違う?など、特に家族になって数カ月は人間以外と生活したことがなかったこともあり、小さなことでも不安が強かったです」

  • 「小さなときに誤飲が多く、机の上の物、床に何か落ちていないかなど、神経質になった」

  • 「今まで食べていたフードを食べなくなって、どうしたら食べてくれるか悩んだこと」

  • 「今まで、ポメラニアンやシー・ズーを飼っていましたが、初めて和犬を飼い、今までの犬と違って難しかった」

  • 「家の家具にイタズラをして、困ってました。特にカーテンにぐるぐるくるまり、カーテンを破ったりレールを壊したり、何回注意したかわかりませんでした。机と違って設置位置を変えるわけにもいかないし、これがずっと続くのか?と困ったときがありました。今振り返れば、結果的には1年間くらいで止まったのですが、当時は悩みました」

  • 「仕事が忙しい時期で、思うように遊んだり散歩もゆっくり行ってあげられなかった。そんなときに限って、部屋じゅうに粗相をしたり、体調を崩したりして、精神的、肉体的に『これでいいのか?』と自問自答。しばらくして、仕事量を減らし時間に余裕が出てきたので、最近は愛犬達の様子が落ち着いてきているように思います」

【獣医師解説】愛犬のお世話、しつけで悩む飼い主さんへ

ベロを出すアメリカン・コッカー・スパニエル
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
アンケート調査の結果、愛犬を育てる上でさまざまな悩みを経験した飼い主さんがいました。愛犬のお世話やしつけに関するアドバイスについて、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に聞きました。
——「愛犬のしつけがうまくいかない」「お世話が大変」といったことで悩み、追い詰められてしまう飼い主さんもいるようです。先生も実際にそうした飼い主さんを見かけたことがありますか?
見つめるトイ・プードル
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
岡本先生:
「そうですね。犬に対する理想が高く完璧主義な飼い主さんが、精神的に参っている姿をよくお見かけします。特に夜鳴きトイレのしつけなどで悩まれている方が多いです。

あとは、食への執着が強いコでは、他の犬や人にごはんを取られないようにする行動『フードガード』による本気噛みで悩まれている方が多いように感じます。

飼い主さんからしつけの悩みを相談されたときには、覚えるのが遅いのもそのコの個性のひとつだと伝えています。大変なことですが、飼い主さんは根気強く一緒にしつけを頑張っていきましょう」

子犬を育てるときに飼い主さんが必要な心構えは?

——子犬から育てることは大変なことだと思いますが、飼い主さんはどのような心構えが必要でしょうか?
ボールを咥えるヨークシャー・テリア
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
岡本先生:
「まず、犬と過ごすには、お金も時間も想像以上にかかるという心構えが必要だと思います。実際に飼い始めてから『こんなはずでは…』とならないように、飼い主さんはよく考えてから犬を飼う必要があるでしょう。

実際に飼い始めて、お世話やしつけの面で悩み、行き詰まってしまうこともあると思います。もし一般的なしつけでうまく行かずに悩んだ場合は、専門家を頼るというのもひとつの手でしょう。ぜひ相談してみてください」
いぬのきもちWEB MAGAZINE『犬を育てるときの悩みに関するアンケートvol.01』
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/紺野ユウキ
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