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犬の「真の健康」を体験しながら学ぼう!「ドッグショー」の見学レポートも!

ロイヤルカナンのブースにいるチワワ
2022年3月31日〜4月3日に東京ビッグサイトでは愛犬といっしょに楽しめるイベント「インターペット」が開催されました。ロイヤルカナンが提唱する「犬と猫の真の健康」を実現するための5つのポイントを学べる体験型ブースが登場。また、同時期開催のドッグショー「ロイヤルカナン・カップ2022」(主催:一般社団法人ジャパンケネルクラブ)には、真の健康を体現した多くの犬たちが参加していました。

愛犬と参加できる体験型ブースが登場!

ロイヤルカナンのブース
「インターペット」には動物にかかわるさまざまな企業が楽しいブースを出展。なかでも人気を呼んでいたのが、ロイヤルカナンによる「犬と猫の真の健康」を学べるブースです。愛犬といっしょに展示を回りながら「①愛犬のタイプ」「②年齢」「③食事のこと」「④気になること」「⑤相談者の有無」の5つに回答しながら健康について学べる仕組みです。
愛犬のムニョスちゃん(5才・メス/チワワ)と体験した飼い主の奥山さんに感想を聞いてみました。
ロイヤルカナンのブースのチワワ
奥山さん「食事の選び方やふだんの生活を見直すきっかけになりました。とくに『愛犬・愛猫の不安、気軽に相談できている?』という質問には、YESとはっきり答えづらいですね……。
ロイヤルカナンさんはフードを提供するだけでなく、さまざまなサポートをしているのを知って、利用したいと思いました!」



犬と猫の「真の健康」を育む5つのポイントとは

ロイヤルカナンが目指す「犬と猫の真の健康」について伺うとそれは美しい被毛、すばやい身のこなし、輝くような目、凛とした表情など、個々の犬や猫が本来もっている素晴らしさが引き出された状態のことだといいます。単に病気ではないというだけではありません。ロイヤルカナンが提唱する「真の健康」を育む5つのポイントを紹介します。


(1)犬と猫は人とは異なる動物

犬と猫は人とは異なる動物であり、種類や個体によって身体的特徴、性格、行動(癖)が違うことを理解して接する。

(2)最適なフードを与える

品種・年齢・身体サイズ・ライフスタイル・健康状態により 栄養ニーズが異なることを理解し、適切な量の最適なフードを与える。

(3)日常的によく「観察」する

犬と猫は言葉を話せず、体調不良を隠す習性もあるため日常的によく「観察」し、変化に対して適切な対応をとる。

(4)定期的に健康診断を受けさせる

犬と猫は人の4倍以上の早さで年を取ることを理解し、定期的に健康診断を受けさせる(年2回を推奨)。

(5)専門家に相談する

栄養や健康に関する正しい知識をもつ専門家に日常的に相談して適切なアドバイスを得る。

愛犬は家族の一員、でも人とは違う動物

ロイヤルカナンの社長
ロイヤルカナンの社長である山本俊之さんに、「真の健康」を育む5つのポイントのなかでも、とくに飼い主さんに知ってほしいことを伺いました。

山本さん「いちばん大事なのは『犬と猫は人とは異なる動物』ということです。飼い主さんが愛犬を家族の一員として育てているのは素晴らしいことですが、人とは異なる習性や栄養ニーズをもっていることを理解してあげてほしいと思っています。加えて、日々よく観察することで見えてくる小さな変化を見逃さないことや、ささいな変化でも相談できる専門家を見つけることも大切です」

ロイヤルカナンでは、獣医師の監修によって作られた犬と猫の健康維持に必要な情報を学べる「ヘルスニュートリションラーニングプログラム」を無料で公開しています。飼い主さんが正しい知識を身につけることが愛犬・愛猫の病気の予防につながります。






ドッグショーは健全な犬が登場する大会

ドッグショー
インターペットと同時期開催のドッグショー「ロイヤルカナン・カップ2022」(主催:一般社団法人ジャパンケネルクラブ)には、ロイヤルカナンが提唱する「真の健康」を体現した犬が登場しました。

ドッグショーとは、トイ・プードルやチワワ、柴犬などの各犬種の理想像を定めた犬種標準(スタンダード)をもとに審査を行う大会です。世界で初めての組織立ったドッグショーは、1859年にイギリスのニューカッスルで開催されたものと一般的にいわれており、その後、世界中に広まったとされています。日本では、1950年にジャパンケネルクラブによって第1回本部展覧会が開催され、今日に至るまで盛んに開催されるようになりました。
※ジャパンケネルクラブ「ドッグショーの歴史と意義」
ドッグショーの柴犬
ドッグショーは犬の容姿を競うコンテストではなく、犬たちの心身の「健全性」を審査する場。外見と内面の健康が大切なのです。

プードルやダックスも登場! 犬種標準をもとに審査される

ドッグショーのダックスフンド
ドッグショーに参加する犬を出陳犬(ショードッグ)、リードを持つ人をハンドラーといいます。選ばれた特別な犬しか参加できないと思われがちですが、主催するジャパンケネルクラブの会員になれば愛犬と飼い主さんも参加できます。
ドッグショー
すべての犬の審査を終えたあともっとも犬種標準に近い犬が選ばれ、最高位の入賞犬(スーパー・ベスト・イン・ショー)には「ロイヤルカナン賞」が授与されました。

「真の健康」の先にある幸せを目指す

ロイヤルカナンの社長
山本さん「ロイヤルカナンは犬と猫の食事を50年以上追求してきましたが、フードだけでは本当の意味で真の健康につながらないと思っています。飼い主さんはもちろん、動物病院やブリーダー、ペットショップなど専門家の方々との連携によって実現することではないでしょうか」

「これからも『犬と猫を真の健康』へ導くフードを提供するのはもちろん、動物を取り巻く人々がより正しい知識をもち、より適切な行動ができるような仕組みを作っていくことが目標です。そして私たちはもう一歩先を考えて、私たちの生活を豊かにしてくれる犬と猫が幸せになれる、よりよい世界を作ることを使命としていきます」と山本さんは笑顔で語りました。
写真・文/金子志緒
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