犬と暮らす
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愛犬からの“愛され度”を診断! 犬は飼い主をどう思ってる?
愛犬は飼い主さんのことをどう思っているのでしょうか。愛犬からの“愛され度”をチェックするためには、ご紹介する8つの質問に答えてみてくださいね。それぞれ3択の回答を用意したのでもっとも近いものを選び、それらの合計点数で診断してみましょう。
獣医師、ペットドッグトレーナーの藤本聖香先生に伺いました。
愛犬とどれだけアイコンタクトしてる?
愛犬からどう思われているかをチェックするには、アイコンタクトできるかどうかが参考になります。次からの質問では3択のうちもっとも近い回答を選び、合計点数を計算してみましょう。
日頃から愛犬とよく目が合う?
- 1日に10回以上目が合う……20点
- 1日に数回は目が合う……5点
- 目が合わない……0点
目が合うということは、愛犬が飼い主さんに注目しているということ。つまり飼い主さんのことが大好きで、その行動を気にかけている証拠といえます。
散歩中に名前を呼ぶとどう反応する?
- こちらを見上げて目が合う……20点
- 目は合わないものの、こちらをチラッと見たり耳を動かしたりして反応する……5点
- 無反応……0点
飼い主さんが好きなら、屋外でも呼ばれると見上げるはず。ただ、人や車の往来が激しい場所などの場合は呼び声自体に気づかないこともあるので、静かな散歩道で試して。
愛犬が飼い主さん以外のことに注目しているときに、名前を呼ぶとどう反応する?
- こちらを見る……10点
- こちらは見ないものの、耳やしっぽを動かして反応する……5点
- 無反応……0点
飼い主さんに対して「いっしょにいるとイイコトがある」と信頼しているのであれば、たとえ遊んでいたり、何かに吠えていたりしても、呼ばれれば飼い主さんを気にするはずでしょう。
スキンシップやデリケートな部位のお手入れができる?
愛犬がふれ合いを嫌がらないのは、飼い主さんとの信頼関係ができているサインのひとつ。抱っこやハグなどのスキンシップや、体のデリケートな部位のお手入れができるかどうかもチェックポイントになります。
愛犬を抱っこやハグしようとするとどう反応する?
(小型犬の場合は抱っこ、大型犬の場合はハグしようとするとどうでしょう)
- スムーズに抱っこできる……10点
- 少し抵抗するが抱っこできる……5点
- 嫌がってできない……0点
「飼い主さんに抱っこされると気持ちいい。安心する」と愛犬がわかっていれば、機嫌が悪い、眠いなどの理由がない限り、こちらから抱っこしても嫌がることはほぼないでしょう。
口や口まわりを触ろうとするとどう反応する?
- 問題なく触れてお手入れもできる……10点
- 多少は嫌がるが少しなら触れる……5点
- 嫌がってできない……0点
口はデリケートな部位。しかし、「飼い主さんに触られても嫌なことは起きず、むしろイイコトがある」と教えられている場合は、問題なく触れますし、お手入れもできます。
足先を触って拭こうとするとどう反応する?
- 問題なく触れて拭ける……10点
- 拭けるときと拭けないときがある……5点
- 嫌がってできない……0点
足先を触られることが苦手な犬は少なくないですが、触られることに慣れていて、かつ飼い主さんとの信頼関係ができていれば、どの足でも触れて拭くこともできるはずでしょう。
愛犬に信頼されている?
最後に、ゴハンのときにフードをスムーズに追加できるか、飼い主さんにくっついて寝ることはあるかなどの点も見ておきましょう。
ゴハン中、フードボウルにフードを追加しようとするとどう反応する?
- 問題なく追加できる……10点
- 一瞬こちらの様子をうかがう……5点
- うなったり歯を見せたりする……0点
飼い主さんはゴハンをくれる人とわかっていれば、食事中でもボウルにフードを足せるはず。しかし、ゴハンを奪われるかもと疑心があると、うなられたりして近づけません。
※ゴハン中に近づいたとき、もしくは足や口を触ろうとしたときに、鼻にしわを寄せる、歯を見せる、うなるなどする犬の場合は、無理に上記診断をしないでください。
飼い主さんに寄り添う、体を預けるなどして眠ることはある?
- 1日1回はある……10点
- 週に数回程度ある……5点
- ない……0点
飼い主さんを慕っていると、体の一部を飼い主さんにくっつけたり、ひざの上で眠ったりすることが。体が密着していなくても、すぐ隣にいるのなら〝寄り添っている〞と判断を。
“愛され度”はどれくらい? 診断結果をご紹介!
それぞれの回答の点数を合計してみてください。71~100点なら、愛犬から飼い主さんへの思いが強いことがうかがえます。愛犬に愛されているといえるでしょう!
31~70点なら、もうひと押し。引き続きしつけやお世話で愛犬とふれ合い、素敵な関係を築いていってください。
30点以下でも、たっぷりある伸びしろを伸ばすチャンスがあります。笑顔で愛犬を呼び、「飼い主さんに呼ばれるとイイコトがある」と教えましょう。
※ゴハン中に近づいたとき、もしくは足や口を触ろうとしたときに、鼻にしわを寄せる、歯を見せる、うなるなどする犬の場合は、無理に上記診断をしないでください。
お話を伺った先生/藤本聖香先生(獣医師 英国APDT認定ペットドッグトレーナー Canine Relationz主宰)
参考/「いぬのきもち」2020年1月号『今の関係性を把握して、もっとラブラブに♡ 診断!あなたと愛犬の相思相愛度』
文/松本マユ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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