犬と暮らす
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お家の中でも要注意!?愛犬を守る誤食防止の“ワン”チェック!
キッチンや食卓周りは危険がいっぱい!?
<焼豚やハムのヒモ>
誤食したヒモが腸に絡まってしまうと、腸の動きに合わせ、腸の内側がヒモでこすられてしまいます。そうすると腸には、無数の小さな穴が開いてしまう恐れがあります。
お歳暮や手土産でいただいた焼豚やハムのヒモには要注意です!
<カニやエビなど甲殻類の殻>
カニやエビなど、甲殻類の殻は割れやすく尖っているため、ワンちゃんの口内を傷つけてしまいます。蓋が開いているごみ箱に捨てっぱなしにしたり、愛犬が届く高さに置いたりしないようにしましょう。
<鶏の骨>
ワンちゃんは骨が好きというイメージがあるためか、食卓に寄ってきたワンちゃんに、お客さんが与えてしまうケースがあります。鶏の骨は縦に避けて尖りやすいため、愛犬の消化器官を傷つけてしまう恐れがあります。
リビングや子供部屋のチェックも忘れずに!
うっかりワンちゃんの興味を刺激してしまい、誤食事故につながることが。
<スーパーボールなどの小さなオモチャ>
弾力があり、ほど良い大きさのスーパーボールは、ワンちゃんにとって魅力的なオモチャです。誤食し、腸閉塞を引き起こしてしまったという事例がとても多いです。
愛犬の口に入るサイズのオモチャにはくれぐれもご注意を!
<使い捨てカイロ>
寒くなると増えてくる誤食報告の上位が、使い捨てカイロです。
食べてしまい、体内で発熱するということはありませんが、鉄なので消化されず胃にたまってしまいます。使い終わった後は、放置しないようにしましょう。
<使用済みティッシュ>
飼い主さんのニオイがついたティッシュは、ワンちゃんにとって気になって仕方がない物です。
食べる癖がつかないよう、ゴミ箱の管理と処分を徹底させましょう。
まだまだあります!お家の中に潜む誤食のリスク!
万が一、次のものを食べてしまった場合は、かかりつけの獣医さんにすぐ相談してください!
<チョコレート>
一度に大量摂取すると、チョコレートに含まれている「テオブロミン」という成分により、心拍数が上がり、けいれんや嘔吐などの症状が起き、場合によっては死に至ることも。
一粒程度なら、愛犬の様子を見ながら判断をしてくださいね!
<玉ネギなどのネギ類>
ネギ類に含まれている成分「有機チオ硫酸化合物」により、血尿と溶血性貧血を起こす恐れがあります!翌日から二日後に血尿が出るのが特徴です。すぐに症状があわられないため、気づくのが遅れ、最悪死に至る場合もあるため注意しましょう。
<電気のコード>
中毒性はありませんが、コードに電気が流れている場合は、感電による肺水腫で死に至る恐れがあります。ペット用ヒーターの電源コードをかじってしまい、誤食してしまうケースが多発しているので要注意です!
大切な愛犬を守る!室内での誤食対策をご紹介♪
室内におけるリスクを避けるための誤食対策をご紹介します。
<ゴミ箱の位置を高くする・フタつきにする>
食べ物のニオイがするゴミ箱は、どうしてもワンちゃんの気を引きます。
愛犬が届かない高さにゴミ箱を置くか、もしくはフタつきにするなど、イタズラができないようにしましょう。
<薬やアクセサリーなど、小さいものは引き出しにしまう>
小さく、誤食しやすいものは常に引き出しの中へしまっておきましょう。テーブルの上に置くと誤食の原因になりますので、きちんとした管理が必要です。
<来客時には、ハウスをする習慣をつける>
食事中の食べこぼしなどの誤食は、来客時にはハウスをしておくことで防げます。また、ワンちゃんには食べ物を与えないよう、飼い主さんからお客さんにお願いしておきましょう。
愛犬の誤食を防いであげるのも、飼い主さんの責任です。
大切な愛犬の身体を守るため、誤食をしない環境づくりと、しつけを徹底して行いましょう!
文:aiko
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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