犬と暮らす
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お散歩中は誘惑がたくさん!誤食を防止するための“ワン”ポイント!
誘惑いっぱいのお散歩!誤食ポイントをチェック!
<ガラスの破片>
割れたビンなど、道端には尖ったガラスの破片が落ちているキケンが潜んでいます。飲み込んでしまうと、口内や消化器官を傷つけてしまいますので、なるべく注視するよう心がけましょう。
<小石>
小石をクンクンする癖があるワンちゃんは要注意です。飼い主さんが目を離したすきに、誤食してしまう可能性があります。消化されず胃に詰まり、小腸の入り口を塞いでしまうことも!ワンちゃんが急に立ち止まった時などは注意ですね。
<釣り針>
釣り針がついたままの魚を食べてしまったり、河原に落ちている釣り針を飲み込んだりしたことで、診察に駆け込むケースも…。釣り針は返しがついているので抜きづらく、消化器官を傷つけてしまう恐れがあります。
ワイワイガヤガヤ!イベント先での誤食に注意!
<タバコの吸い殻>
ポイ捨てされたタバコの吸い殻を誤食してしまうと、中毒症状を起こしてしまう可能性があります。特に小型犬は、少量でも命にかかわることもありますので大変危険です。
<焼き鳥などの竹串>
ニオイが染みついた竹串や割り箸は、一気にまるごと飲み込んでしまう恐れがあります。長いので排出されにくく、尖った先端で内臓を傷つけてしまい、腹膜炎の原因になることも!
<お菓子の袋>
ワンちゃんは、美味しいニオイがするもの=食べ物だと認識してしまいます。お菓子やパンなどの袋が落ちていると、食べ物だと思って誤食してしまうので要注意です。
外出先での誤食を防ぐには?リスクをなくす工夫を!
ですので、お外に連れていく時は、飼い主さんがしっかりと周囲をチェックし、愛犬の身体を守りましょう!
<道に落ちているものをチェックしながら歩く>
足元だけではなく、5mくらい先まで見通し、危険なものが落ちていないか確認しながら歩きましょう。スマホを見ながらの「ながら散歩」は、交通道徳的にもワンちゃん的にも絶対にNGです!
<ベンチ下などゴミが多いポイントは避ける>
ベンチの下など、ゴミが溜まりやすい場所は避けましょう。ワンちゃんが興味を持って、ニオイかぎをする前に移動することで、誤食のリスクを軽減できます。
<出店の周辺には近寄らない>
人混みでにぎわっている場所は、どうしても誤食しやすい食べ物などが落ちている可能性が高いです。出店周辺は、お散歩コースから外して歩きましょう。
もしも誤食をしてしまったら!?自己判断はNG!
<獣医さんに詳細を連絡し、実物を持って行く>
まずは電話で「何を誤食したか」「どのような症状がでているか」を連絡します。また、風邪薬の箱など、誤食した物の情報がわかる物があれば持参しましょう。そして、病院へは誤食した時の状況を把握している人が必ず付き添い、症状や状況を詳しく伝えてください。
<獣医さんに相談後、3日は経過観察をする>
異物が胃で消化されなかった場合、小腸で詰まってしまう危険性が高まります。一般的には、誤食後約3日をかけて小腸を通過するので、その間はワンちゃんの様子をよく観察しておきましょう。嘔吐を繰り返すなどの症状があれば、異物が詰まっている可能性があるので、すぐ獣医さんに相談してください。
<無理に吐かせようとはしない>
「水や塩水を飲ませると吐く」というのは大間違いです。水を無理やり飲ませてしまうと、誤食物がどんどん押し流されてしまい、より状況が悪化してしまいます。
また、お尻から誤食したヒモなどが出ている場合も、無理に引っ張ってはいけません。
ヒモの先端が腸で絡まっているケースがあるので、動物病院で処置をしてもらいましょう。
文/aiko
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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