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【子犬の飼い方】迎え入れる前に知っておきたいポイントまとめ

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子犬を家族として迎え入れると、最後まで面倒をみるという義務が発生します。犬を迎え入れるときに必要なもの、かかる費用、しつけの大切さなど、実際に犬を迎え入れたらどうなるのかきちんと知り、しっかりとした心構えと充分な準備をしてから、子犬を迎え入れましょう。

犬と暮らすということ

柴、朝のお散歩
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犬と暮らすことで得られる効果・効能

犬を家族の一員として迎えることで、家庭の雰囲気が明るくなったり、家族の絆が一層深まったりするでしょう。また、お子さんのいるご家庭では、お子さんの心の成長を支えてくれる情操教育の効果もあると考えられています。生き物を大切にすることを通して、命の大切さを学んだり、お世話をすることで責任感が芽生えてきたりするでしょう。
さまざまな思いでこれから犬を迎えようとされるご家庭があるかと思います。しかし、「犬を迎える」ということは簡単なことではありません。安易に迎えることは避け、しっかりとした心構えと、充分な準備が必要です。

犬と暮らす際の心構え

個体差はありますが、近年の獣医学の技術の進歩とともに犬の寿命も延びており、正しい飼い方をすれば家族として長く一緒に過ごすことができる動物です。飼うにあたって、5年後、10年後の将来を想像してみてください。例えば、引越しの予定で、飼えなくなるような可能性はないか。飼い主さんが長時間たびたび不在になってしまうような生活環境になる予定はないか。また、犬を飼うということは費用がかかりますので、この先もずっと払い続けることができるのかどうか、ということです。
犬は生き物ですから、家族の一員として責任を持って迎える必要があります。飼うにあたって周囲に迷惑をかけないように必要最低限のマナーを守ることも大切です。犬と暮らすということは大変なことも多いですが、飼い主さんと犬とが良い関係を築くことができると、犬は素晴らしいパートナーとなり、かけがえのない生活を送ることができるでしょう。

犬を迎える前に

初めての出会い
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犬を迎え入れるときに必要な費用~登録料や予防接種など~

犬を飼うのに必要な費用は、犬種などによっても少し異なりますが、犬を飼ったらまず必要な費用は、以下の通りです。

畜犬登録料


生後91日以上の犬を飼い始めた方は、30日以内に犬の所在地の市区町村で犬の登録を申請して観察の交付を受ける必要があります。

1回:3,000円

※地域により若干の差があります。畜犬登録は犬を飼ったら必ずすべき飼い主さんの義務です。登録をするためには狂犬病の予防注射を接種していることが前提となりますので、予防注射を受けた後、証明書を持って市区町村の役所または保健所に行きましょう。

狂犬病の予防注射


年1回:3,000円前後
※接種会場集団接種か動物病院での接種かなど、地域により差があります。

病院での健康診断(初めての場合には初診料も)と残りのワクチンの回数に応じた費用


動物病院は自由診療のため、病院により料金はさまざまです。初診料は1,000円前後の場合が多いでしょう。その後必要に応じて検査料などが必要になってきます。
ワクチン接種料金は混合ワクチンの種類によりだいたい5,000円~10,000円程度です。犬を迎えた時期にもよりますが、迎えてから追加で2回前後のワクチン接種が必要になる場合が多いです。

犬を迎え入れるときに必要な費用~ペット用品など~

ペット用品(ケージ、キャリーケース、ペットシーツ)など、何をどのくらい揃えるかにより金額に差がでますが、犬を迎えてからはじめにかかる費用は合計すると50,000~70,000円程度となることが多いです。

・生活、管理用品(サークル、クレート、ベッドなど)
3,000~10,000円
犬は本能から狭い空間で四方を囲まれているところに入ることを好む性質がありますので、狭いところに閉じ込めてかわいそうというのは人間から見た感覚のようです。お迎えしたばかりの子犬はサークルやケージの中にトイレとベッドを入れて子犬が安心して生活できるような空間を作ってあげるようにしましょう。

・食事用品
1,000~2,000円
食器は陶器かステンレス製のものが一般的。給水器はペットショップで飲水していた場合は、慣れるまで同じものを使用したほうが良いでしょう。子犬が動き回って水をこぼしてしまうのを防ぐこともできます。
ただし、給水器は飲むことに対しストレスにもなるので自由に飲むことができるお皿も用意してあげましょう。

・お出かけ、散歩用品(リード、首輪、キャリーバッグ、ハーネスなど)
2,000~5,000円
※まだ体の小さな子犬にとって首輪は危険なことがありますので、ハーネスのほうが良いでしょう。首輪やハーネスは小さいうちから家で慣らしてあげることも大切です。

・トイレ用品(トイレトレー、ペットシーツなど)
2,000~8,000円
ペットシーツはいろいろなタイプがありますが、あまりに安価の物は吸水力がやや落ちる場合もあります。最初は少量の物で試してみるのもおすすめです。

犬を迎え入れるときに必要な費用~急ぎではないが今後あると便利なもの~

お手入れ用品


・ブラシ
遊びながらブラシに慣れさせておくと、日々のお手入れが楽になります。

・爪切り
子犬は動き回って危険なことがありますので、初めはあまり無理せずに動物病院やトリミングサロンで爪切りしてもらうと良いかもしれません。初めに嫌な印象がついてしまうと、今後自宅での爪切りが大変になってしまうことがあります。爪切りをする場合には一度に全ての指をするのではなく、おやつ(フード)をあげながら数本ずつ試していくと良いでしょう。

・シャンプー、リンス

・ハミガキグッズ
小さな頃から遊びの延長でハミガキに慣れておくと、将来的な歯周病の予防につながります。

その他


・おもちゃ
おもちゃはいろいろなタイプがあるので、子犬との生活の中でどのようなタイプのおもちゃが好きなのか見つけていくのが良いでしょう。コミュニケーションの一つとしてとても大切なので、できるだけ早く用意するのが望ましいです。

・おやつ
子犬の時期には必要ありません。ついついいろいろなおやつをあげたくなってしまうかもしれませんが、早くからおやつの味を覚えてしまうと、ドッグフードを食べなくなったり、好き嫌いの多い子になってしまったりするので注意しましょう。
しかしごほうびはしつけに欠かせないため、フードの中からおやつとして確保したぶんを与えるのがおすすめです。

犬を迎えてから年間にかかる費用

犬を迎えた後、年間にかかる費用は以下の通りです。

  • 小型犬の場合130,000円前後
  • 大型犬の場合200,000円前後


フード代


1キロあたり2,000円から3,000円のドッグフードを与えた場合
  • 小型犬 36,000円前後
  • 大型犬 72,000円前後


ペットシーツ


10,000円前後

フィラリア駆虫薬


年間12,000円前後から

ノミ、ダニ予防の薬


年間12,000円前後から
※体重に応じて変動あり。

トリミング


5,000円~10,000円前後(月に1回)
トリミングサロンと犬種等によりさまざま

臨時にかかる費用

医療費―定期的な健康診断―


1,000~2,000円
再診料のみで上記の金額になることが多いため、さらにプラスされると考えるのが良いでしょう。

避妊、去勢手術


  • 避妊手術 20,000~50,000円前後
  • 去勢手術 10,000~25,000円前後

※病院、犬種、手術の方法によって差があります。

突然の病気


動物病院と病気の状態により変動

ホテル代


1泊3,000~15,000円前後
ホテルの場所や犬の大きさによって大きく変わります。

住宅環境

犬と暮らすのに必要な住宅環境は犬種によって様々です。現在はペットと暮らせるマンションもたくさんありますので、そのような環境であればマンションで犬と暮らすことは難しいことではありません。しかし、集合住宅ですから、しつけのマナーはしっかり守る必要があります。マンションで飼うのに適したタイプは、個体差もありますが、無駄吠えをしづらく、しつけが比較的しやすいなどの特徴がある犬種です。

一軒家で犬と暮らす場合にはマンションほど気を遣わずに済むので、あまり犬種に制限はないとは思いますが、近隣の住宅への配慮から無駄吠えのしつけはしっかりするようにしましょう。

住宅環境は、都会なのか田舎なのか、室内飼いか外飼いかなど、これから先どのように犬と一緒に暮らしていくかを考えて犬種を検討する必要があります。また部屋の広さや庭のサイズも考慮しましょう。

地域によって考える必要があるのは、暑い地域か寒い地域かという点です。暑い地域だけに関わらず、夏場の外飼いには熱中症などの危険性がありますので、夏場の気温がどのくらいになるか、夏場だけ室内飼いに変更するなどの対処ができるかどうか等も考えましょう。寒い地域で飼う場合には、暖かい地域で過ごしていたような犬種、被毛の短い犬では寒さ対策をしてあげる必要があります。

役割分担の確認

犬を迎えるにあたって、家族のたくさんいるご家庭では、役割分担について話し合ってみるようにしましょう。

犬の世話で必要な役割分担としては、

  • ごはんをあげる
  • トイレの掃除
  • 散歩に行く
  • 動物病院に連れて行く
  • 日頃のお手入れ(ブラッシング、お風呂やハミガキなど)
  • ペット用品の買い物


大きく分けただけでもたくさんの役割が必要となります。これらの役割分担を家族でしっかりしておかないと、かわいそうなのは子犬です。家族の一員として迎えるわけですから、家族みんなでお世話ができるようにしましょう。
室内飼いの小型犬でも犬や人に慣れさせるための社会化や、ストレス発散のために朝夕2回程度の散歩が必要となります。交代で散歩に出るなど、生活リズムに合わせて分担をしてみると良いかもしれません。子供のいる家庭では、事故防止のためにも散歩には大人が付き添うようにしましょう。家族みんなで協力して子犬の世話をすることで、家族の絆も一層深まるのではないでしょうか。

犬を迎えたら

ジャック・ラッセル・テリアとボール
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犬を迎えた日からするお世話

犬を迎えた日からするお世話の基本は、第1に「できるだけそばにいて見守ること」です。新しい環境に突然連れてこられたわけですから、子犬も緊張しています。「自分の居場所」と認識できるような落ち着ける環境を整えてあげて、ごはんとお水をあげましょう。迎えたばかりの子犬はまだ体力もなく、たくさん寝ますので、寝たいときには無理に起こさずに寝させてあげましょう。起きると「遊びたい、抱っこして欲しい」などの要求をすることがありますので、そのときにはしっかり相手をします。抱っこや遊びは子犬が疲れ過ぎないように短い時間からスタートしてください。

迎えた日から、しつけも同時に始まります。トイレのタイミングを見計らって、遊んでいる途中でもトイレへ連れて行くようにして、成功したらしっかり褒めてあげましょう。子犬の時期には甘噛みもよくします。甘噛みは子犬としては正常な行動なので様子を見ながら見守りましょう。
また、新しい環境に慣れたら、子犬のときからブラッシングやハミガキに慣れさせて体を触らせることに慣れさせましょう。ただし、嫌がる子犬を無理やり押さえつけたりするのは禁物です。遊びながら、おやつ(フード)をあげながらブラッシングやハミガキが楽しいことだという印象を与えられると良いですね。

共働きの場合はどうすればいい?

ポメラニアン
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共働きで家を空ける時間が長い家庭でも、犬は飼えるのでしょうか。相談者の疑問を専門家に聞いてみました。

Q1.ひとりのお留守番は、犬に寂しい思いをさせてしまう?

A1.犬を迎えたときからすでに共働きの環境で、いつもある程度の時間留守番をしているのであれば、気持ちに特に変化はないでしょう(留守番ができるようになるにも練習が必要です)。基本的に、充分な水と食事、安心して過ごせる環境が整っていれば、犬は落ち着いて寝て過ごすでしょう。
必要以上に「かわいそう」とか「退屈を紛らわすものが必要」と考える必要はありません。寂しそうだからと新しい子犬を迎える人もいますが、それがかえって先住犬のストレスになることも。

Q2.途中から共働きになる場合には注意が必要?

めてから共働きになる場合、犬は環境の変化に戸惑うことがあるかもしれません。突然長時間の留守番をさせるのは無理があるため、その場合は、短時間の留守番から徐々に慣れさせていくようなトレーニングが必要です。飼い主さんは帰宅しても落ち着いて普段通り接しましょう。激しく「ただいま」と可愛がりすぎたり、普段一緒にいるときとのギャップが大きいと分離不安や留守番ができない子になってしまう恐れもあります。

Q3.留守番の日常化は、犬にとって悪影響?

A3.留守番自体は悪いことではなく、犬にとって耐えられないような事態ではありません。ただ、留守番中に犬が不都合や不安、また危険を感じないような環境を整えておくことが肝心です。また、外でしかトイレをしない犬の場合、長時間に及ぶ留守番はトイレを我慢することになり、苦痛です。室内でトイレができるようにしつけたり、噛んで破壊する可能性のあるものはあらかじめ片付けたりしておくなど、それぞれの家庭の事情を考えて対策することが大切です。

また、留守番をさせることに対しての罪悪感から甘やかしすぎたり謝ったりしていると、分離不安症など精神的な不安につながったり、しつけやフードでわがままになってしまったりする場合もあります。必要以上に「悪いな」と思うよりは、留守番ができたことに対して褒めるようにしてあげましょう。

Q4.共働きで犬を飼うときに、充分に気をつけることとは?

A4.共働きの場合は愛犬と接する時間が限られるため、愛犬の不調に気付くのが遅れがちになることも。そのため、一緒にいるときはなるべくたくさんスキンシップをとり、どこかに痛みや不調がないか、元気があるかなど気を配ってあげてください。動物病院で定期的に健康診断をしてもらうのも良いでしょう。
愛犬にとって幸せに暮らせる環境が何かをよく検討してくださいね。

いぬのきもちWEB MAGAZINE「【専門家が解説】共働きの飼い主さん必読! お留守番している犬のホンネとは…」

犬のしつけ

ビーグル
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「しつけ」は、犬との生活の中で、飼い主さんとの信頼関係を築くのにとても重要なことです。犬を家族の一員として迎え、人間社会で一緒に暮らしていくためには、むやみに吠えたり、人に噛み付いたりしないようにマナーを守るしつけをすることが大切です。
また、しつけのしっかりできている犬であれば、お散歩や旅行など一緒に出かける機会を増やすことができるので、犬と一緒の暮らしがより充実したものになるでしょう。しつけのタイミングには早過ぎるというとこはありません。子犬を迎えた日からスタートするつもりで迎えましょう。

「しつけ」といっても、犬のしつけは怒るということではありません。犬のしつけの基本は、「できたら褒める」ということです。
「これをしたら褒めてもらえた」と犬は学習して、また同じように繰り返すようになります。しつけは、この成功体験の学習方式が基本となります。とはいっても、失敗は当たり前。何度も何度も同じことを繰り返し、焦らずに根気強く、犬に成功体験を繰り返しさせましょう。

犬の食事

ジャック・ラッセル・テリア
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健康的な食事

人にとっても犬にとっても、健康な体を作るための基本は食事です。犬の食事は、犬の健康を維持するためにとても重要です。犬の食事の基本はドッグフード(総合栄養食)になります。人と犬では体の必要とする栄養素が異なるため、人にとってバランスの良い食べ物でも、犬にとってバランスの良いものではありません。

一日に必要なドッグフード(総合栄養食)の量は製品毎に異なりますので、袋の表示を目安に与えることが基本となります。しかし、袋の表示はあくまでも目安なので、それぞれに合った量を調整しながら与えるようにしましょう。フードの量が多過ぎると肥満の原因となりますし、少な過ぎると体が必要とするエネルギー量が不足しますので、成長に問題が生じたり、栄養不足になったりしてしまいます。
また、フードには多くの種類がありますが、主食として選ぶ場合には、総合栄養食という表示のフードをライフステージに合わせて選ぶようにしましょう。

子犬がなりやすい病気と行動のポイント

環境の変化によるストレス

  • 食欲がない
  • 嘔吐する
  • 下痢をする

子犬を迎えてから約1週間は、充分な休みを与えてあげることが大切。それでも、食欲をなくしたり、下痢や嘔吐をしたりする場合は、新しい環境になったことによるストレスが関係しているかもしれません。
母犬から離れた子犬は、新しい環境に移ることに大変なストレスを感じ、体に不調をきたすことがあります。この不調が続くようだと、最悪の場合は命を落とすおそれも。こんなときは早急に動物病院に連れて行き、救急の処置をしてもらいましょう。きちんと治療して子犬の免疫力を高め、体力を回復させることが肝心です。

夜鳴き

子犬が夜鳴きをする場合は、まずは寂しがらないような工夫をしてあげましょう。たとえば、ハウスごと飼い主さんの寝室に連れてきたり、遅い時間帯に遊んで排泄させて、寝るときにおもちゃを与えてみたりします。夜鳴きをしているときに、「かわいそうだから」と声をかけたり、ハウスから出したりしないようにしましょう。子犬は「構ってほしいときは鳴けばいい」と学習してしまいます。
また、子犬を迎えた日から少しずつハウスに慣らしていくことも大切です。ハウスに居るときにフードやおもちゃを与えることで、ハウスに居ると楽しいということを理解させます。ハウスに慣れることで、夜鳴きもしづらくなるでしょう。

甘噛み

甘噛みをする理由は次の理由が考えられます。

  • 歯ぐきがムズムズする
  • 捕食性である犬の本能
  • 楽しいから

歯が生え変わる時期の犬は、歯がムズムズして噛んでしまうことがあります。また、犬の本能である捕食性から、動くものについ反応してしまった、という場合もあるでしょう。さらに、犬が噛んだときに叱ったり騒いだりしてしまったことを、犬が「楽しいこと」と理解してしまう場合もあります。
子犬のうちだからといって甘噛みを大目に見ていると、将来困ることになるかもしれませんので、クセにならないうちに早めに予防することが大切です。犬が噛んで困るものには、専用の噛み癖防止のスプレーを塗っておくのも良いでしょう。逆に、噛んでいいおもちゃを与えて、犬の欲求を満たしてあげることも大切です。このときに、興奮しすぎるようなら一旦遊びを止めるなどすれば、遊びを通じて興奮のコントロールを学ぶことができます。もし、子犬が噛み付きそうになったら、背を向けて目も合わさず、ひたすら無視をするのが効果的です。

食糞

してしまうのには次の理由が考えられます。

  • 栄養不足(ミネラル不足)
  • フードの消化不良
  • 胸やけ
  • 暇つぶし


もともと、母犬が生まれたばかりの子犬の排泄物を食べることで処理するように、食糞自体は異常な行為ではありません。ただ、人と一緒に暮らすうえでは、やはりあまり気持ちのいいものではないでしょう。食糞の原因はさまざまですが、まずは、犬に「食糞」という体験をさせないことが大事。排便後は速やかに処理しましょう。このとき、犬の目の前でウンチを処理すると「飼い主さんが欲しがるほどいいものなんだから、取られる前に食べてしまおう」と勘違いすることも。まずは、犬をウンチが見えない場所に移してから処理しましょう。
フードの消化不良やミネラル不足により、ウンチに含まれている栄養を再吸収しようとしてウンチを食べることがあります。この場合、フードを替えたり、食事量を変えたりすることで食糞がなおるケースも。

犬の健康管理

病気の予防

子犬を迎えたら、病気の予防のために予防注射を受けましょう。予防注射が必要のある病気は感染すると、命に関わる怖い病気ばかりです。子犬の場合には母子免疫などからワクチン接種をしても効果が得られないことがあり、そのために数回に分けてワクチンを接種する必要があるのです。ワクチンの種類も予防できる病気に合わせて5~8種前後とさまざまです。子犬の体重や生活環境に応じて選ぶことができますので、動物病院で相談すると良いでしょう。

たくさんの犬と生活していたような子犬の場合、寄生虫がいる可能性も考えられます。子犬を迎えたらすぐに糞便検査をすることもおすすめです。特に先住犬がいるような場合には早めに検査を受けるようにしましょう。

子犬は体を作るために多くのエネルギーを必要としますので、適正な量の子犬用のフードを与えなければいけません。また、一度にたくさんのフードを食べることができないため、一日に数回に分けてフードを与えなければ低血糖になってしまいます。日々の様子をきっちり観察し、体重も測るようにしましょう。子犬があまり食べないという状態が少しでも続くと危険です。このような様子がみられるときは早めに動物病院を受診するようにしましょう。

犬が病気になってしまったら

人間と違って犬は言葉が話せないので、病気になってもどこが悪いのか教えてはくれません。しかし、日ごろから様子をしっかりみていれば、体調の悪い時のサインを見つけることはそこまで難しいことではありません。普段がどのような様子で、どこがどのようにいつもの様子と違うのか、ということが分かるようにして、日ごろから病気のサインを見逃さないようにしましょう。また、明らかに体に症状が出る病気の場合には、飼い主さんが自宅で行う健康チェックで見つけることができます。

自宅で比較的簡単に確認できるポイント

  • 耳の様子(におい、汚れ、赤み、痒がる様子があるかどうか)
  • 皮膚の様子(湿疹、赤み、フケ、痒がる様子があるかどうか、傷、できもの)
  • 目の様子(両目がしっかり同じようにあいているか、目やにの量、痛がる様子はないかどうか)
  • 口の様子(においやよだれの量、痛がったり、ごはんを食べづらそうにしていたりという様子はないか)

このようなポイントは日ごろからの自宅でのお手入れ(ブラッシング、お風呂)などで簡単にチェックすることができます。

その他、「体に症状は出ていないがいつもと様子が違う」というような場合には、まず、元気かどうか、食欲がいつもと比べてどうか、排便、排尿はどうか、確認してみましょう。このポイントで気になることがある場合にはなるべく早く動物病院を受診することをおすすめ致します。

犬のお手入れ

チワワの歯みがき
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犬のお手入れは飼い主とのコミュニケーション

自宅で簡単にできる犬のお手入れは、飼い主さんとのコミュニケーションを深めるだけでなく、日々の健康チェックにも大切なことですのでこまめに行いましょう。毎日行うべきお手入れとしては、散歩後に足を洗う(拭く)、歯みがき、ブラッシングがあります。

毎日のお手入れ

・足の裏のケア
散歩後に足の裏をチェックすることで、肉球の状態(傷や腫れ、赤みがないか)を確認することができます。洗った場合にはしっかり水分を拭いて乾かすようにしましょう。濡れたままにしておくと、蒸れてしまい細菌が繁殖してしまうため皮膚病になってしまうおそれがあります。

・歯みがき
犬の歯周病を予防することは他の病気のリスクも下げるといわれております。人間と同じように、犬にとっても歯みがきは大切なことです。特に小型犬では歯周病になるリスクが高いので、子犬のうちから歯みがきの習慣をつけておくと良いでしょう。

・ブラッシング
ブラッシングをすると体全体を見ることができるので、抜け毛のためだけでなく、皮膚の状態のチェックやできものができていないかどうか等確認しながらブラッシングするようにしましょう。

お風呂

自宅でのシャンプーは、コミュニケーションや健康チェックには大切ですから、トリマーさんに任せるだけでなく、自宅でもシャンプーするのがおすすめです。犬の皮膚は人間と違うので、シャンプーやリンスは犬用のものを使うようにしましょう。また、シャンプー後にはしっかり拭いて乾かすようにしましょう。

トリミング

トリミングとは、トリマーさんが毛をカットしきれいに整えてもらうことをいいます。犬種にもよりますが、トリミングは基本的に月に1回程度行うと良いでしょう。トリミングをするということは、おしゃれにするというだけでなく、犬の体を清潔に保つことで皮膚病を予防することにもつながります。

伸びすぎた毛をカットすることは、怪我の防止にもとても重要なことです。足の裏の毛をカットしていないと、フローリングなどの床で滑ってしまい、足を痛めてしまうことがあります。また、目の周りの毛が伸びすぎると、眼球を傷つけてしまうこともあります。定期的なトリミングは犬にとってとても重要なことです。

トリミングの料金は、犬種やトリミングサロン、コースによって様々ですのでサロンに連絡してみると良いでしょう。トリミングでは犬の体をしっかり触って、皮膚の状態もチェックしてくれますので、自宅では見つからなかったような病気が見つかることもあります。信頼のできるトリマーさんを見つけることができれば、毎月の健康チェックにもなり、病気の早期発見にもつながります。

犬の去勢・避妊手術について

子犬を迎えたら去勢・避妊手術についてもしっかり考えましょう。手術の適正時期は犬種や犬の体格にもよりますが、一般的には生後6ヶ月前後が目安となります。特にメスは初回発情を迎える前に行うほうが良いでしょう。メリットとしては、将来的な病気の予防につながります。また全身麻酔下の手術になりますので、若くて健康なうちに手術をしておくと手術後の回復も早くなります。
デメリットとしては、手術後に太りやすくなってしまうという点などがあげられますが、手術後に与えるためのカロリーの低いフードなどもたくさんありますし、肥満の予防はしっかりとした食事管理で防ぐことができます。
性別ごとのデメリットとしては、オスは交配ができなくなる、太りやすくなることがあります。メスは出産ができなくなる、尿失禁、まれに脱毛が見られることがあります。

手術については、動物病院により様々な方針がありますので、手術の時期等についてはかかりつけ医と相談することをおすすめ致します。入院日数や費用についても病院ごとに異なりますので問い合わせてみると良いでしょう。

犬との遊び方、楽しみ方

柴犬ボール遊び
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散歩

犬にとって散歩は、運動能力の維持のためだけでなく、いろいろな物を見たり、感じたりすることで脳に刺激を与えるためにも大切です。特に子犬の時期にいろいろな物を感じたり、人や犬と触れ合ったりすることは、子犬を社会化する意味でも重要です。また、飼い主さんと一緒に出かけるということが犬にとっての幸せにもつながります。散歩は基本的に毎日行うことが理想ですが、あまりに悪天候な場合などには無理に出かける必要はありません。また、特に真夏には早朝や午後の時間帯に行い、暑い時間帯は避けるようにしましょう。散歩のパターンを習慣化しすぎないためにも、たまにはいつもと違う時間帯にしてみたり、コースを変更してみたりするのも良いでしょう。

散歩はたくさんの匂いを嗅ぎ、犬が情報収集する大切な時間です、匂いを嗅いでいたら無理にやめさせないようにしてあげてください。散歩に必要な時間は30分程度が主ですが、大型犬などでは長時間必要となります。

おもちゃで遊ぶ

は飼い主さんとおもちゃで遊ぶことが大好きです。たくさんのコミュニケーションを取ることで犬との信頼関係を築くことができ、正しい遊び方をマスターすれば問題行動などを防ぐことも可能となります。しかし、誤った遊び方をしてしまうと人間にとっておもちゃでないものをいたずらしてしまったり、犬が誤って口にした物を回収できなくなってしまったりしますので、正しい遊び方をマスターしましょう。

まず、おもちゃはずっと出しっぱなしにせずに、遊び終わったら飼い主さんが管理して犬の見えないところにしまうようにしましょう。遊ぶときには、飼い主さんがおもちゃを出して遊びのスタートの合図を出します。遊び出すと犬が興奮しすぎてしまうことがありますので、そのようなときには一度遊びをやめて、落ち着かせてから再開してみてください。

犬は遊びながらたくさんのことを学んでいきます。遊びながらしつけることで犬も楽しく学習することができ、飼い主さんとの信頼関係もより一層深くなるでしょう。

犬を迎え入れたら、その瞬間から家族の一員です。飼い主さんには、犬がずっと幸せに暮らせるような環境を整える責任があります。愛情をたくさん注いでお互いにかけがえのないパートナーになったら、愛犬はあなたの人生をより豊かにしてくれるでしょう。

参考/「いぬのきもち」特別編集『80万人の飼い主さんの体験から作った!子いぬと仲良くなる育て方 しつけ編』(監修:しつけスクールCan!Do!代表 日本動物病院福祉協会認定家庭犬しつけインストラクター 専門学校ちば愛犬動物学園講師 西川文二先生)
   「いぬのきもち」WEB MAGAZINE『【専門家が解説】共働きの飼い主さん必読! お留守番している犬のホンネとは…』(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
文/kate
※一部写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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