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子犬のしつけ~必要性、トイレ、散歩、社会化、コツなど

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犬は、子犬期のしつけが非常に重要です。ですが、そもそも子犬のしつけって何をどこまでやったらいいか悩む人も多いことでしょう。そこで改めて、子犬期の、しつけ全般について、基本的な事柄をわかりやすくじっくりご紹介します。

子犬のしつけは、なぜ必要?

たとえば愛犬が、場所をかまわずオシッコやウンチをしたり、遊んでいる途中におもちゃではなく飼い主さんや来客の手を噛んでしまったりしたら、一大事ですよね。でもどうすればいいかを教えなければ、犬がしたいように振る舞うのは当たり前。社会性の高い動物である犬には、決められた場所での排泄や、噛んでいいものといけないものの区別などを、子犬期に人がしっかりしつけをして教えていく必要があるのです。

子犬のしつけは、どう必要?

チャイムの音に毎回反応して吠えたり、来客に毎回飛びついていては、周囲の人に迷惑をかけてしまいますし、散歩中に突然車道に飛び出したりすると思わぬ事故につながります。飼い主さんと愛犬だけでなく、周囲の人々も「快適」かつ「安全」に、「ストレスなく」過ごせるためにも、子犬期のしつけは必要なのです。

子犬のしつけの、暮らしでの活用法は?

愛犬と飼い主さんが日常生活で困ることなく、快適に暮らすのがしつけの目的なので、教えたことはどんどん暮らしに取り入れていきましょう。たとえば「オスワリ」。飼い主さんの合図でオスワリができるようになったら、家の中だけでなく、散歩中の信号待ちでも愛犬にオスワリさせるようにしましょう。車道への飛び出しを防ぐことができ、愛犬と飼い主さんも安全に散歩ができます。

子犬のしつけで、大切なのは信頼関係

昔の犬のしつけは「愛犬が飼い主さんの指示に従わなくてはいけない」「そのために飼い主さんが犬より上に立つ」といった考え方をもとにしていました。でも現在、多くの飼い主さんが愛犬との暮らしに望むのは、いつもいっしょにいる家族のような生活ですよね。そのためには、服従関係ではなく、飼い主さんと愛犬の間に信頼関係をつくっていく「家庭犬としてのしつけ」が必要になります。「愛犬を守ってあげる」「愛犬の行動を、責任をもって管理する」という視点から、お互いがお互いを信頼しあう“親子”のつもりでしつけを行うようにするのが、うまくいくコツです。

どんな子犬のしつけをいつから始める?

「さて、どんなしつけをしようかな……」と考える前に、最初に取りかかってほしいのが、トイレのしつけです。オシッコやウンチは子犬のころなら、毎日何回もするものなので、できれば家に迎え入れた日から、きちんとトイレで排泄する習慣をつけておきましょう。いろいろなものに慣れさせる社会化とボディタッチも、早めにスタートを。そしてどんどんふだんの暮らしで実践しましよう。新しい環境での生活に愛犬がある程度慣れてから、飼い主さんの指示に従うようになる「指示しつけ」に取り組むと、愛犬が飼い主さんに注目しやすくなります。

実践編<トイレしつけ>

1.愛犬をハウス(サークルやクレート)から出して抱っこでトイレに連れて行きます。「ワンツー」など、声をかけながら排泄を待ちます。

2.オシッコをしたら、フード(おやつでもOK)を与えて「イイコ」などとほめます。フードは2~3粒でOK

3.トイレの中でリードをつけて愛犬を外に出します。このあとおもちゃでいっしょに遊びます。

4.トイレする習慣がついたら、手で握ったフードのニオイをかがせて、愛犬をハウスからトイレに誘導。これを繰り返すとしだいに自分からトイレに行くようになります。

実践編<社会化しつけ>

1.チャイムを鳴らしてフードを与えます。こうすることでチャイムに吠えないように「チャイム=おいしいものをもらえる」という社会化を体験させます。

2.「抱っこ散歩」でいろいろなものを見せる。ワクチン接種がすんでいないなら、地面に下ろさずに抱っこして、街中で目に入る物や音に慣れさせていきます。

3.マンホールの上を歩かせてみる。といったように足元の感触の違いに慣れるよう、フードを食べさせながらいろいろなものの上を歩かせてみましょう。

4.フードを食べさせながらバイクなどの前を通過して警戒吠えを防ぐなど、オートバイなど警戒しがちなものは離れたところから少しずつ安全に通る体験をさせましょう。

実践編<ボディタッチしつけ>

1.イスやソファにすわって愛犬をひざの上に抱き上げます。

2.触る手は、手のひらの中央をくぼませて、二枚貝の片方の貝殻をイメージした形(貝の形)にします。

3.頭の上や肩、腰など、犬が自分で触れない場所を中心に触るのがポイントです。愛犬が心地よいと感じるポイントも探してみましょう。

4.少しずつ触れる場所を増やしていきましょう。犬が嫌がりがちな足先や口まわり、しっぽなどは無理をせずに、毎日少しずつ触る時間を長くするイメージで、ゆっくり慣れさせていきましょう。

実践編<指示しつけ>

1.「オイデ」を教えてみましょう。愛犬にリードをして向き合います。飼い主さんの手にフード(おやつでもOK)を握り込んで、その手を愛犬の鼻に近づけてニオイをかがで、愛犬を手に集中させてます。

2.愛犬が手に集中したら、その状態をキープして、手で愛犬を引きつけるようにして後ろで歩きます。

3.3歩ほど下がったら、両ひざをつき、愛犬が自分に密着している状態でほめて、フードを与えなでます。

4.愛犬が確実に密着するようになったら、手を出す前に「オイデ」と言葉をかけます。繰り返し練習すると「オイデ」の言葉で愛犬が飼い主さんのすぐそばまで来るようになります。

子犬のしつけで、大切なことはほめること

しつけのコツは「ほめて教える」ことです。ほめることで愛犬に「これをすればいいんだよ」ということを伝えられるので、次から愛犬は飼い主さんがしてほしい行動をとるようになります。さらに「ほめしつけ」をすることで、愛犬が飼い主さんを好きになる効果もあります。やさしく声をかけられ、おいしいものをもらってほめられるので、飼い主さんへの信頼度もアップするのです。

出典:いぬのきもち2015年6月号『イチからわかるはじめてしつけ』監修西川文二先生

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