犬と暮らす
UP DATE
「かわいそう」が命の危険にも…犬をお留守番させる際に気をつけること
「かわいそう」よりも安全なお留守番を
お留守番中の誤飲・誤食事故は、何をいつどれくらい食べたか予想がつきにくい緊急事態で、命に関わることもあります。
お部屋にフリーで待たせるお留守番方法もありますが、狭いスペースに閉じ込めることが「かわいそう」と感じても「安全」であることの方が、愛犬のためになることも知ってください。
犬が安心できて自由に動ける環境を整える
季節によっては、冷房や暖房などの室温の調節、部屋の照明などもタイマーを使って行うと安心です。
お留守番する前と後のコミュニケーションが大切
また、お留守番から帰ってきた瞬間は興奮させずに、少し犬が落ち着いた頃にいっぱい遊んだり運動させてあげるなどのコミュニケーションをしっかりとることが大切です。
犬を不安にさせるとお留守番が苦手になる
例えば、玄関を出るギリギリまで愛犬に触れたり抱っこをする、「ごめんね、かわいそうだね」といった声かけを行うといった行動は、犬の気持ちを不安にさせてしまうのでNGです。
犬を不安にさせないために、外出する用意ができたら、かわいそうと思っても触ったり声をかけず、できるだけ普段通り自然にスーッと部屋を出て行きましょう。
お留守番に慣れるまでは飼い主さんも心配かもしれませんが、その緊張は犬にも伝わります。飼い主さんがリラックスして、まずは短い時間からお留守番の練習をはじめることをおすすめします。
監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・白山さとこ先生
文/maki
構成/いぬのきもちWeb編集室
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿いただいたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
UP DATE